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父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年
 
 

父さんのからだを返して―父親を骨格標本にされたエスキモーの少年 [単行本]

ケン ハーパー , Kenn Harper , 鈴木 主税 , 小田切 勝子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

The compelling and tragic story of the life of Minik, the New York Eskimo Minik, the lone survivor of six Inuit taken from their Greenland home to New York in 1897, lived a short, unhappy life. To famed Robert Peary, the Arctic explorer he was but a 'live specimen'. In New York the Eskimos were displayed to a paying public like freaks. Four of them, including Minik's father, soon died and Minik was set adrift. He found out his father's bones on display in the Natural History Museum. This makes morbidly fascinating reading. Much of the story is seen through Eskimo eyes. It's a gut-wrenching account of cultural imperialism and survival. Despite being cut off from his people, his language, and his sense of belonging, Minik never surrendered his hope of going home. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

1897年、北極探検家ピアリーは、幾多の“手土産”とともにニューヨークに華々しく凱旋した。そのなかには、珍種動物同然の扱いを受けることになる6人のエスキモーがいた。彼らはニューヨーク自然史博物館の学者たちが追究する「人類学」のために連れて来られたのである。北極地方とはかけ離れた暑さと湿気に冒され、エスキモーたちは次々と倒れてゆく。ともに来た父に死なれたエスキモーの少年ミニックは異邦で孤児の身になってしまう。ある日、埋葬されたはずの父が、博物館で骨格標本として陳列されている姿を見つけたミニックは、遺骨を取り戻そうと、絶望に陥りそうになりながらも懸命に手を尽くすが…文明の傲慢さと無理解に翻弄され、肉親も故郷も失い、北極とアメリカという二つの世界に引き裂かれてしまった少年の彷徨を、20世紀初頭の探検熱と人類学のありようを批判的に俯瞰しながら描き出した衝撃の物語。ケヴィン・スペイシーによる序文・映画化。

登録情報

  • 単行本: 357ページ
  • 出版社: 早川書房 (2001/08)
  • ISBN-10: 4152083654
  • ISBN-13: 978-4152083654
  • 発売日: 2001/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 440,494位 (本のベストセラーを見る)
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
主人公ミミックは幼くして「見世物同然に」アメリカに渡り、ともにわたった父親とも死に別れ、里親にはよくしてもらったものの、アメリカにもエスキモー社会にもなじめないどこにも所属できない宙ぶらりんの人間となってしまう。ここでミミックが、ものすごく立派な大人となり、父親の骨を返してもらうために人種差別撤廃運動をうんぬん・・となればストーリー性充分なのだろうが、この本はそうはならない。そしてそれこそが現実であり、その物悲しい現実を客観的事実をふまえながら作者は淡々と描いていくのだ。
それにしてもアメリカ白人冒険者たちの、薄情で傲慢なことよ!当時のアメリカの白人至上ご都合主義を知ることができるだけでも、一見の価値がある本である。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
読んだあと、もうもうとした空気しか
流れませんでした。
人間はここまでも残酷に
同じ人間の人生をめちゃくちゃにしてしまえる
ものなのかということ…

しかもさらに悪いことに
その探検家は連れてくるだけつれてきて
何も責任も取らなかったこと。
彼にとっては金でしかなかったこと。

これを読んで一人の探険家が嫌いになりました。
むごいことまでして栄光を手に入れていたとは…
幸せをつかみたくてもつかめず、
短い一生を終えてしまった生き残りの青年ミニックが
あまりに不憫で悲しくなりました。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
お薦めです 2009/11/6
By kaikai
形式:単行本
読み応えがある本ですが、読みやすいのと内容が実に興味深い。
多くの方が立派な書評をしていますので、書評は辞退しますが、
多くの人に読んでいただきたい本です。
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