歴史に興味のない人は多分、手に取ることはないだろうし、歴史好きには物足らないし、記述に同意できないところもあります。
斜に構えた皮肉交じりに面白く表現したいのだろうが、まぁ普通の歴史教科書止まりと思います。
安重根についての記述がありますが、韓国側からの視点のみです。
北朝鮮から見れば評価がまるっきり違うことを表記してもいいのでは?と思います。ちがう視点から見れば
評価は異なる。こういう視点を教えるのが「父が子に語る」ことだと思います。
伊藤博文が韓国併合を進めたかの様な表記がありますが、併合推進したのは山縣であり決定されたことを統監として
行ったのが伊藤(日露戦争時を考えても伊藤は国際情勢を視野にいれ、アメリカと手を組むために金子卿をアメリカに派遣する
などした国際派。)です。このようにちょっと歴史を知ってれば、あれ?って思う記述があります。
新撰組のことも書いてますが、永倉が明治期に口述した新撰組に関する本を読めばある程度、実態が分かるはずです。
けど書いてあることは一般的な新撰組イメージだし・・・。
裏話的な新しい発見はありますが、目を見張る話での発見はありません。
「父が子に語る」とありますが、こんな内容では子に語れません。それに読者層のターゲットが分かりません。
それに今の日本においてまだ近現代史を総括できないと思います。だから無理があるのかも知れません。