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5つ星のうち 4.0
約220年を著者の史観で駆け抜けるが、ポイントはおさえている。,
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レビュー対象商品: 父が子に語る近現代史 (単行本(ソフトカバー))
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高校で習う時間が不足する日本近現代史のポイントを押さえた本だ。近代の出発点を忠国の人材を輩出した江戸時代後期の教育熱の高まりとし、現代に至るまで約220年の日本史を約180頁で駆け抜ける。冒頭、何のための日本史?等の総論の章もあるから、枝葉を切り落とした論述になっているのは仕方がない。日本の近代化から敗戦までの歴史の流れを、日露戦争までは是で明るい時代とし、敗戦までは愚劣な政治に庶民が振り回された暗黒時代とする司馬史観を排除する点が最大の特徴。 昭和の軍部は愚かな集団ではなく、武士道精神をたたきこまれた優等生集団であり、国民の潜在的な期待に沿って行動したとする。司馬史観のように歴史を単純化するのを戒めるが、著者の史観も単純化されていないだろうか。しかし、日露戦争で歴史の流れを分断するのではなく、一連の流れを見るべきとの考えは理解できる。 実学偏重の弊害、靖国神社に祀られた人・なかった人等、現代に続く問題にも触れる。その他、改暦に触れるのは著者らしい。著者の考えに共鳴できる点を拾い、近現代史を鳥瞰する素材として、私は面白く読めた。
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5つ星のうち 3.0
アメリカが原爆を落としたのもまた、 戦争犯罪である,
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レビュー対象商品: 父が子に語る近現代史 (単行本(ソフトカバー))
このスタイル、つまり、父が子に語ると、歴史を教えてもどうしても思想を吹き込んでしまう。 別に作者はそれを悪いと言ってはいないしぼくも悪いとは思わない。 ただし、ぼくならできるだけニュートラルな立場の歴史を講ずるだろう。 色に染めるのは親ではなく、子どもが自分自身で染まれば良い だとすれば アメリカが原爆を落としたのもまた、 戦争犯罪であることを明記しないのは片手落ちであろう。
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
敢えて買う必要があるか疑問,
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レビュー対象商品: 父が子に語る近現代史 (単行本(ソフトカバー))
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歴史に興味のない人は多分、手に取ることはないだろうし、歴史好きには物足らないし、記述に同意できないところもあります。斜に構えた皮肉交じりに面白く表現したいのだろうが、まぁ普通の歴史教科書止まりと思います。 安重根についての記述がありますが、韓国側からの視点のみです。 北朝鮮から見れば評価がまるっきり違うことを表記してもいいのでは?と思います。ちがう視点から見れば 評価は異なる。こういう視点を教えるのが「父が子に語る」ことだと思います。 伊藤博文が韓国併合を進めたかの様な表記がありますが、併合推進したのは山縣であり決定されたことを統監として 行ったのが伊藤(日露戦争時を考えても伊藤は国際情勢を視野にいれ、アメリカと手を組むために金子卿をアメリカに派遣する などした国際派。)です。このようにちょっと歴史を知ってれば、あれ?って思う記述があります。 新撰組のことも書いてますが、永倉が明治期に口述した新撰組に関する本を読めばある程度、実態が分かるはずです。 けど書いてあることは一般的な新撰組イメージだし・・・。 裏話的な新しい発見はありますが、目を見張る話での発見はありません。 「父が子に語る」とありますが、こんな内容では子に語れません。それに読者層のターゲットが分かりません。 それに今の日本においてまだ近現代史を総括できないと思います。だから無理があるのかも知れません。
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