登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
失わなければ得られないものは確かにある,
By
レビュー対象商品: 父、帰る [DVD] (DVD)
淡々と進んでゆく映像とストーリー、その中に生きている父と二人の息子。 父から息子へでなければ伝えられないものを、 父親である彼は確かにアンドレイとイワンに伝えている。 レストランでの注文の仕方、 車がぬかるみにはまったらどうすればいいか、 ボートの操り方、責任を持つこと。 これらのことを、子供たちは絶対に忘れないでしょう。 彼は、確かに父としての役割を果している。 ならばなぜ、あの結末になるのか。 兄は父をヤクザと罵倒し愛あるはずのしつけに殺されると感じ、 弟は父にあんたなんか要らないと叫んでしまうのか。 それは、12年間の空白があったから、そして父が、 まずその空白を埋めるところから始めるということが できない不器用な人だったから。 抱きしめてやることから始めなければ、 そこにどれだけの愛情を込めても、 しつけは暴力にしかならない。 イワンは父を愛したかったはずなのに、愛せたはずなのに、 その機会を奪ってしまったのは確かに父親自身なのです。 残った一筋の傷を、それでも二人の息子が父親のいた証として 受け止めてくれるのを祈るばかりです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
父親という存在,
By 花ごころ (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 父、帰る [DVD] (DVD)
12年も音信の無かった、写真の中の父親が、ある日、急に帰ってきたらどうなるか。 しかも威圧的で、命令口調の父の態度に、 息子達は戸惑い、疑ったり反発もします。 この物語の中では、なぜ?、何を?、 という説明されないことが、いっぱいあるのですが、 それはさして重要では、ないのでしょう。 悲劇的な結末では、この子は父親を愛していたんだ!と、観客は知る事になり、 互いに気持ちを知らないままであることに、胸が塞ぎます。 そしてメイキングで、兄役の少年が映画完成の数ヶ月後、 水難事故でなくなったことがあきらかになり、 私は父親との別れのシーンと重なるような気がして、 今度は人として、泣かされました。 ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞のインタビューに、 弟役しかいなかったわけが、わかりました。 重い映画ですが、親子の愛情の複雑な一面を、見せせられたような気がします。 大金をかけなくても、いい映画は作る事ができるというお手本。
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
父、還る―――,
By
レビュー対象商品: 父、帰る [DVD] (DVD)
ひらすら寒そうな灰色の空と、曇天・大雨の風景が、全編の暗いムードを象徴しつつも、垣間見える青い空はとても美しい。 冒頭に映される、『海中に沈んだボート』を、覚えておきながら見てください。 12年ぶりに突然家に帰ってきた父親に、驚く母と兄弟。 3人で渡った無人島。 『箱』のエピソードがやや反則な気はしますが、
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|