日本が生んだ最高のパンク映画にして石井監督の最高傑作!!
いまや、トレンディ俳優をも通りすぎて、お茶目なお父さん役さえ
やるようになった陣内孝則が研ぎ澄まされたナイフのような・・・
というか釘の出たバットのような演技をみせてくれる。
陣内の率いるバンド「バトル・ロッカーズ」はロッカーズと
ルースターズの混成で、めんたいロッカー・オールスターズとでも
いうべき布陣。特に大江慎也のワイルド・スピーダーっぷりと
池畑潤二のドラミングのカッコ良さは必見!
で、その大江に完膚なきまでに敗れるゼロヨンドライバーが
まだコントをやっていたころのコント赤信号。
そのグルービーに室井滋・・・って、陣内孝則と組み合わせると
テレビ朝日版の「菊次郎とサキ」かよ!
さらに遠藤ミチロウ率いる「マッド・スターリン」、戸井十月と
町田町蔵の今や文豪コンビ「キ○ガイ兄弟」、泉谷しげる+上田
馬之介のヤクザ軍団、まんま「マッドマックス」のMFP仕様の武装
警官隊バトル・ポリスが、半径2キロの埋立地で大暴れする映画だ!
これを観ないわけにいかないでしょう!!
あとは笠松則道の撮影によるフィルムの粒子感、アナログ全開の
サウンド、ワケのわからないエネルギー、これらが全てDVDに
収まりきっているのだろうか?
そして、この勢いで「狂い咲きサンダーロード」「シャッフル」
ついでに「戦争の犬たち」「特攻任侠自衛隊」あたりまで、
一気にDVD化してほしいものである。