0歳から35歳までの人生を、1年ごとにインタビュー形式で各5Pにまとめている。
インタビュー形式なので、「著者・太田光」は適当ではないと思う。また、インタビューは、フリーライターの唐沢和也なる人物が行っているが、彼は良く言えば「進行役」に徹し、悪く言えば太田光に「流されていた」だけ。
この本を読む人が、何を目的に読むのか。多くは、「爆笑問題の太田ってどんな人なの?」と思い、それをこの本が教えてくれると期待するだろう。しかし、本の中で何回も「これって嘘なんじゃ・・・」と不安になる場面がある。これは太田光の「お笑い芸人」としての意識からだと思うが、インタビューは何もなかったかのように進められていく。爆笑問題のラジオ番組をよく聴いている人間なら、番組中に2人の学生時代の話しや、幼い頃の話しを聞いている為、また2人の話し(TVよりは視聴者を意識していない)を聴き慣れている為、同じように読むことができるであろうが、TV番組だけだったり、普段あまり爆笑問題を見ない人間が読むと、デタラメに付き合わされている気持ちになるのではないだろうか。
本の中で、太田は何回も「ボケている」のにインタビュアーはそれを「ツッコめていない」。拾えてもいない。インタビューするのは、田中裕二以外に適任者はいないだろう。