『爆笑問題のニッポンの教養』(NHK教育テレビ)第4回放送の内容を書籍化した企画本。放送された番組の流れに沿って、3人の対談が再現されている。番組ではカットされていたシーンも分量としてはかなり含まれており(放送されたシーンの2倍以上?)、私としてはテレビよりも面白かった。文字も大きいのでサッと読める。
放送では、なかなか爆笑問題の2人と山岸との会話が噛み合わず、それにも関わらず太田の言葉尻をつかまえて強引に言いたいことだけズバズバ言っていく山岸の力技に感心したのだが、この本を読むと最初から最後まで全く話が噛み合っていなかったわけではないことがわかる。私は太田の奇天烈な頭脳を高く評価しているので、放送では対談が不発に終わっていて残念に思っていたのだが、随所で彼らしい理解力のキラメキが見て取れる。
山岸の話も、放送された内容で唯一面白かったのは、小学生時代、教室の掃除を自ら進んでするヤツなんかいなかった、という話くらいで、やはり30分程度の番組ではこれが精一杯なのだろうと思っていたのだが、本では対談の流れも切断されていないし、カットされた話の中にもいくつか興味深い話題があり、もう少し面白く読むことができた。