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燃ゆるとき (角川文庫)
 
 

燃ゆるとき (角川文庫) [文庫]

高杉 良
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 620 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「僕の自慢は社員です」−−社員と共に歩み育てた経営者の実名経済小説!
築地魚市場の片隅に興した零細企業が、「マルちゃん」ブランドで一部上場企業に育つまでを実名で描く。東洋水産の創業者・森和夫は「社員を大事にする」経営理念のもと、様々な障壁を乗り越え競争を勝ち抜いてゆく。

内容(「BOOK」データベースより)

わずか四パーセントの生存率といわれるノモンハンの激戦を生き抜いた森和夫は、「どんな苦労も苦労のうちに入らない」と、築地魚市場の片隅に従業員四人で起業した。商社の横暴、ライバル企業との特許抗争、米国進出の苦難を乗り越え、東洋水産は、「マルちゃん」のブランドと「赤いきつね」のCMで知られる大企業へと育つ。「運命共同体」を経営理念に、創業以来社員と共に歩んだ経営者の情熱と成功を実名で描く、経済小説の傑作。

登録情報

  • 文庫: 396ページ
  • 出版社: 角川書店 (2005/9/22)
  • ISBN-10: 4041643198
  • ISBN-13: 978-4041643198
  • 発売日: 2005/9/22
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 44,637位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mbookdiary VINE™ メンバー
形式:文庫
「赤いきつねと緑のたぬき」で有名な東洋水産の実名小説である。小さな事務所でたった4人の従業員と仕事を始めた創業期から東証一部上場、海外進出まで、社長の森氏を主人公にさまざまなドラマが展開する。登場する企業名や個人名は実名が多く、それが本書の緊張感を高めている。

大手商社第一物産(現三井物産)、先行大手食品会社(日清食品)などのやくざやマフィアまがいの妨害との戦いがこのドラマの中核にデンと構えている。フェアな競争とは到底言いがたい。ビジネスとは力があるものが勝つ弱肉強食の世界なのだ。

全体を通して、どうして東洋水産が倒産の危機を何度も潜り抜け現在のように輝く大企業として生き残ってきたのか考えてみた。小説でしか東洋水産のことを知らないので考えの元となる材料は限られているのだが、小説を読む限りではやはり経営者森の一貫した経営に対する考え方があるのだと思う。柱がしっかりしているから多少の地震ではびくともしなかったのだ。ベンチャー企業における社長の役割は非常に重要だと思った。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 南コータロー VINE™ メンバー
形式:文庫
ノモンハンの激戦から生き残った主人公が
戦後築地市場の片隅で従業員4人と立ち上げた会社を
マルちゃんのブランドで知られる大手食品メーカーへ育てていく成功物語。
本書は主人公・森和夫を始めとしてほとんどの人名や会社名が実名で書かれている。
あまり良く書かれていない会社名や人名は偽名になっているが、
実名の一部をちょっと変えているだけだったりするので
誰が読んでもわかる内容になっていて非常に面白い。
最も印象的だったのは一流商社によるグループ会社への横暴。
テレビ番組のスポンサー名で「○○物産食品グループ」というのをよく見かけるが、
商社とグループ会社の裏側にはこんなにもシビアな関係があったのかとちょっと驚いた。
会社が大きくなっても自らを「魚屋のおやじ」と呼び、
いつもゴム長靴を履いている森和夫の気取らないキャラクターもとても魅力的。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
決して飾ることなく、奢ることなく、社長になっても、業績を伸ばしても、「当社は魚屋です」と戦後の創立当時の原点を大切にする、森和夫社長の純粋な姿勢に心を打たれました。創業時の、人数こそ少なくても、ハートの熱い社員だけが集まった組織の力強さに、日本人特有のいい面を再認識するとともに、たとえグローバル化、雇用形態の多様化等が進んでいこうが、忘れてはいけないことに気付かせていただいた気がしました。

実際の話を忠実に再現しているため、読者をあっといわせる展開という面には欠けるかもしれませんが、是非押さえておきたいサクセスストーリーだと思います。

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