世界中の多くの人から愛されている大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第17巻。本巻の執筆者はレギュラーのダールトンに加えて、初登場となるブラントです。宇宙の不死者からローダンはフィクティヴ転送機−敵宇宙船に核爆弾を送り込み爆破させる−を貰い受け、対スプリンガー戦に於いて優位を得ていきます。
『燃える氷惑星』クラーク・ダールトン著:氷惑星に潜伏する候補生ティフラー率いる宇宙アカデミー隊員達とグッキーは、惑星に住む植物知生体‘半睡人’と交流しながら、苛立つスプリンガーの惑星抹殺計画を察知し、決死の脱出作戦を敢行する。『裏切り者レヴタン』クルト・ブラント著:スプリンガー種族の一員レヴタンを捕虜としたローダンは、彼からゴスル星で宇宙商人が集会を開くという情報を引き出し、レヴタンをミュータントによる暗示能力で操って、敵船もろとも果敢に惑星に乗り込んで行くのだが・・・・。
本書のカヴァーを飾るのは、我らが愛すべきネズミ・ビーバー、グッキーの雄姿です。ユーモラスなブリーとの会話。「君の寿命はどのくらいなんだ?」とのブリーの問いに答えて、「わかんないけど、正確に測る方法はひとつ。あんたが待つことさ、ぼくが死ぬまで」初期の頃から‘心理切替えスイッチ内臓’といわれたローダンの的確な決断力にますます磨きが掛かり、大胆な敵地潜入作戦に活路を見出します。大宇宙の後継者ローダンの無限の可能性を、今後も共に追い続けましょう。