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燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)
 
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燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (131件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

幕末の日本で、敵からも味方からも最も恐れられたのがこの男。

幕末の動乱期を、新選組副長として剣に生き、剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑なな生涯。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、自身も思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。人気抜群、司馬遼太郎の“幕末もの”の頂点をなす長編。

内容(「BOOK」データベースより)

幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。

登録情報

  • 文庫: 576ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1972/05)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 410115208X
  • ISBN-13: 978-4101152080
  • 発売日: 1972/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (131件のカスタマーレビュー)
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61 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
『竜馬がゆく』が人間の生き様を、『峠』が武士の生き様を描いた作品であるならば、漢の生き様を描いたのが本作『燃えよ剣』。
組織作りの才能と動乱の世に生まれた男としての信条を、一つの美学にまで昇華させ、そしてそれを新選組という徒花で表現してみせた土方歳三。
思春期の男子が読もうものなら、人生観そのものを揺るがされかねない名作です。

「史実」がどう、とかの批判もあるでしょうが、そもそもそんな批判が出ること自体、本作に描かれた土方歳三がいかに活写されているか、それがいかに多くの読者の心を震わせたかを物語っていると言えるでしょう。
幕末小説、司馬小説の入り口として自信を持って推奨いたします。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mimi
形式:文庫
司馬遼太郎氏の小説は「古めかしく難しい」と勝手に思いこんでいた。それが、この夏の旅行の際、駅で「新潮文庫の一〇〇冊」から何となく購入して電車の中で読んだ。あまりにおもしろくて、五時間の旅があっという間だった。終わりに近づくにつれ、悲しくて切なくて、このままでは電車の中で号泣してしまうと思い、続きはホテルで読んだ。

土方歳三とはこんな男だったのか・・・・・立ち会いのシーンやお雪とのひととき、新撰組の終焉の場面などはあまりに生々しく、映像で見るよりはるかに真に迫っている。すばらしい本に出会えたと感謝している。

このレビューは参考になりましたか?
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By akimama
形式:文庫
「魅力的」という言葉以外にこの小説の主人公をどう評したらいいのか。
女性は読まない方がいいかも知れない。たぶん私のように、歳三に
惚れてしまうだろうから。

司馬さんを初めて読んだのが「菜の花の沖」で以来、ちょっと回りくどい
文章なのではと、敬遠気味でしたが、本書を読んでとにかく、その筆致
の見事さに感嘆。土方の「和泉守兼定」のごとく、司馬さんの筆は若く
冴え渡る切れ味で、短い文章なのに目の前にありありと情景が浮かんで
来ました。

本書を読むきっかけになったのは、先日終わった大河ドラマ「新撰組!」
でしたが、前半は、大河で演じた「山本耕史」君の面影をイメージ
しながら、ぐいぐい引き込まれて行きましたが、流山で近藤と別れた
後からは、実在の土方象に近くなり、最後には完全に、「土方歳三」
という一人の人間の存在をありありと感じるまでになってしまいました。
私個人としては、京都での若く自信に満ち、華やかな前半の歳三よりも
鳥羽伏見の戦い以降の歳三の方が断然好きです。
たぶん、彼が亡くなった年齢に、今近いからなのでしょう。
全て自分が作り上げた「新撰組」という枠が、崩壊してしまい、
時に、学問の高い幹部に混じって軍義をしなければならない。
本当に居心地の良い場所は無くなってしまった、若干の寂しさと
無学かもしれないが、それでも誰よりもクレバーに光輝くその頭脳が、
読んでいて凄く眩しく感じました。

登場回数は少ないけれど、最愛の人であるお雪との挿話も、女性なら
涙無しには読めないでしょう。司馬さんはこんなに的確に男女の
機微も表現出来るのかと、それも新たな発見でした。
少ない逢瀬ながらも、その関係が微妙に変化しているあたり、
より、リアルに歳三という人を感じました。

一度読んだ本を二度読む事は滅多に無いのですが、この本は
読後もなかなか手放せません。伏見の所から、再度読み直しを
している所です。

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最近のカスタマーレビュー
時代を越えて人々に訴えかけるものがある
『竜馬がゆく』も『坂の上の雲』も私にはとにかく冗長に感じられ、何が良いのか正直言ってあまりよく分からなかったのだが、本書は司馬氏のこれらの代表作よりもずっと優れて... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: Fernald
土方歳三沖田総司分倍河原の血闘「遁げるが勝ちでぇ」
シバリョウの「新撰組講談」
本作の司馬遼太郎は、文体が違う。
まるで講談の速記本のようだし、... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Gori
武士よりも武士らしく生きたサムライの物語
幕末の時代を駆け抜けた、新撰組副長の土方歳三の人生を描いた小説。
 
農民から武士になり、武士よりも武士らしく生き、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Rosso
とても良い!
私は最初は軽い気持ちで読みました。しかし、読んでいるうちにどんどん話の内容に引き込まれていき、最初のころと比べ、読み終わる頃には180°気持ちが変わりました!主人... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: きゅうりの9
土方歳三
新撰組で一番人気のある人物は土方歳三だと思いますが、この作品も間違いなくその理由の一端を担っているでしょう。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 鬼三郎
若者の夢、希望、青春
上では歳三が田舎の不良から、京都の警察組織の副隊長となるまでを描いています。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: じゅんこ
バラガキの物語はじまり。
「竜馬がゆく」を読んでから、そのちょうど反対面からアプローチした読み物を読んだ形となりました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: happybear0823
至高のダンディズム
司馬遼太郎は「男の典型を書きたい」その一念で筆を取り続けたという。
男の典型とは、男の中の男、であろう。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 立花京太
男の生き様
負けると分かっていても、命をかけて報いなければならない恩がある。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: くにきよ
敗北の生き方
生き方が敗北だったという意味ではない。敗北というあり方をいかに生きるのか、それがこの小説の主題の一つだろうということである。上巻に描かれた無邪気なまでの新撰組興隆... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: hearmytrainacomin'
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