本作は劇場未公開なので、当然DVD鑑賞になる訳だが、ジャケットを見ると
もう確実に「師匠=サモ・ハン」「弟子=K・コスギ」が見て取れる。
しかし、本編の主役はジャケットに1mmも登場していないサミー・ハンなのであった。
サミー・ハン。サモ・ハンの息子である。
特典映像の予告編を観ても、サモ・ハン、ユン・ワー、K・コスギは華々しく紹介されるが、
サミーは映像だけの登場だ。
主演がここまでないがしろにされる映画も珍しいんじゃなかろうか(笑)。
内容はもうベタベタで、葬李佛拳を習得する男たちと、その道場を買収にかかる悪者企業の
一騎打ちで、まさに勧善懲悪の典型ストーリーだ。
サミーと敵方の女性との恋愛とかもありがちだが、混浴までしてコトに至らないのは不思議。
邦題がまた「テキトー感」爆発で、どこにも「マッハ拳」は出てこないが(笑)、
ラストの道場を賭けた明珠体育館でのファイト3番勝負は見応えがあった。
中でもケインのカッコよさは本物だ。ゆえにサモ・ハンもタイトルクレジットに悩んだの
だろう。
ケインは武田ケンという日本人の設定で、サミーと共に最初は英国・テムズにいる。
これは観る限り現地でロケしているようだが、どうなんだろうか。
ケインは実際日本人(もちろんショー・コスギ)と中国人の妻の子なので、こういう
日中友好系な作品にもうってつけだ。まあ最後に「抗日戦線」と字幕に出てくるが(笑)
ケインが格好よかったので許そう。
本当はメイキングも観たかったところだが、特典映像は予告編のみだ。
星は3つです。