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熾火 (ハルキ文庫)
 
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熾火 (ハルキ文庫) [文庫]

東 直己
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

私立探偵・畝原は、足許に突然縋りついてきた少女に驚きを隠せなかった。彼女は血塗れで、体中が傷ついていたのだ―。言葉も発することなく意識を失った少女。だが、収容先の病院で、少女を狙ったと思われる人物たちに、畝原の友人・姉川が連れ去られてしまう。何かを隠すような警察の捜査と少女の疵跡は、何を意味するのか。姉川を救うため、畝原は恐るべき犯人と対峙する。傑作長篇ハードボイルド。

内容(「MARC」データベースより)

北海道警の組織ぐるみの不正で騒然とする札幌。私立探偵の畝原は、事件調査中血まみれの少女を保護する。虐待の疵を残す少女は一体何を見たのか? 警察が隠蔽しようとする戦慄の犯罪者とは…。私立探偵・畝原シリーズ。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫
  • 出版社: 角川春樹事務所 (2006/05)
  • ISBN-10: 4758432295
  • ISBN-13: 978-4758432290
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
タイトル通りに<怒り>や<愛>が燃えさかる炎のような小説だ。

虐待された幼女をたまたま保護した畝原は、彼女のことが気になり、独自に調査を開始する。その結果、畝原の友人の女性が巻き込まれて誘拐され、事件は意外な展開を見せる。やがて、スキャンダルを隠そうとする北海道警の陰が見え隠れし・・・。

重くて暗い話だが、畝原と周囲の人たちとの関係の温かさが相変わらず救いとなっている。 ストーリー部分は、前半大きく話を広げたぶん、後半の収束を急ぎすぎているように感じられて、やや残念。

話はこれだけで完結しているけど、シリーズの読者対象なので、未読者は辛いだろう。

終盤、読んでいて涙が出た。

許し難い悪は、決して特別な存在ではなく、実は我々の身近にある。それを、見て見ない振りをして生きていること自体が、罪かもしれないと思った。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
東直己の怒り 2007/3/21
By TEA
形式:文庫
東直己は怒っている。幼児虐待やスナッフ・サイトなど人間の暗闇が日常を浸食することを。そして市民の盾となるべきの警察の腐敗や不作為に。
しかし主人公である私立探偵の畝原は、スーパーヒーローとして描かれず、いわば徒手空拳で悪夢のような事態に立ち向かう。
その原動力となる不器用ながらも深い愛情に感動する。
ラストは本当に泣ける。
主人公も大事な女性も心身に強烈なダメージを受けるが、そこまで書かざるをえなかったところに作者の怒りと絶望感の深さを感じた。
なお本作は畝原シリーズの1つであるとともに「ススキノ・ハードボイルド」と「駆けてきた少女」と関連するテーマが描かれている。
3作品合わせて読むと、より立体的に話が拡がる。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By numatri
形式:単行本
 東直己さんは、本当に怒っているわけですね。北海道のケーサツやマスコミとかに。

 その辺の事情については、ススキノの“俺”が、『駆けてきた少女』で、ずいぶん暴いてくれたわけなのですが、それでもまだ追及が足りないとみたのか、東さんは本作『熾火』でもまた、ケーサツのどーしようもない不祥事を“俺”とまったく同じ状況で使っています。さらに幼児虐待という重く辛いテーマとともに。このどうしようもない深い闇に対しては、さすがの探偵・畝原も…。
 リアリティという点に関してはこの作品のプロットは限りなく正しいのでしょうが、畝原はスーパーヒーローであってほしい。そう願うのは私だけのわがままでしょうか。

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最近のカスタマーレビュー
いやな事件と思いつつ、最後まで読んでしまう。
私立探偵・畝原シリーズ。
それとともに、
ススキノ探偵シリーズの『駆けてきた少女』と、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: teeakira
ゴミだな。星なんてつけたくもないぜ。
正体不明な少女(幼女)が出現、偶然にも主人公が保護して、その幼女の奪還したいグループとの、主人公側の面々との、ありえない話の進展。それなりに読み進むのだが、ラスト... 続きを読む
投稿日: 2008/12/24 投稿者: ビアンカー
それでも、俺は好き。
東直己の最新作「熾火」は驚くことに先の二作品(「ススキノ、ハーフボイルド」&「駆けてきた少女」)とまた同一テーマの小説だったのだ。札幌を舞台に北海道警の不祥事と不... 続きを読む
投稿日: 2004/10/19 投稿者: はめじ
面白かった
畝原シリーズにはいつも期待しているが、今回も面白かった。確かに、同シリーズを読んでいなければ読みにくいと思うのでファン向けではあります。内容的には重く苦しいが、そ... 続きを読む
投稿日: 2004/8/1
Waste of time and money
とにかく陰惨な話。かといってスリルも迫力もない。不自然に感じる会話中の言葉遣いも相変わらず。『それはきっと、姉川もそうだろう、と思う。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/28 投稿者: ナツナオ
ファンには滅法おもしろい
... 続きを読む
投稿日: 2004/6/23 投稿者: やぎ
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