藤島大さんと言えばラグビーコラムをはじめ、ラグビー関連著作が有名だが、いやいや、他のスポーツに関しても他のスポーツジャーナリストとは一線を画する内容だ。
大さんの作品にはいつも取材対象への「愛」と「尊敬」を感じる。それがたとえ批判であったとしても、そこにはその競技への愛が必ず存在する。
山田重雄氏(バレーボール)のように晩年スキャンダルで世間を賑わした人物に対しても、指導法に対して公平な評価、尊敬の念を忘れない。
だからこそ、大さんの著作を読んだあと、読者は、取材対象への新しい理解と熱、そして愛を共有できるのだ。