暗い終わり方の前2作に比べ、今後に期待が持てる内容となっている。
とともに、このシリーズの終わり方も見えるかなっていう気がする。
私はこのシリーズの、恋愛部分が特に好きだが、
1作ごとに書き方がうまくなっていってるようだ。
一歩踏み出すか踏み出さないかというところが実にうまく書けていると思う。
この作品を境に、鳴沢が大きく変わるような気がする。
個人的に、このシリーズは、もう少し評価されてもいいんじゃないかなと思うのだが、
レビュー数も少ないし、やはり世間的にはいまひとつなのかなぁ。
ストーリーも面白いし、キャラもうまく立ってる。
ただ、売れているというか、評価の高いエンターテイメントと比べると、
主人公の台詞回しに物足りなさがあるのかなぁ。
私は、こういう口下手で恋愛下手な奴って好きだけど。
とまれ、900円と文庫にしては高めの価格設定だが、
読んで損はないシリーズだと思う。
ぜひ第一作から手にされたい。