メディアで大人気の茂木さんです。メディアでうつらない、茂木さんの「子供の部分」を読むことができます。
文章は詩的で、中野義樹さんのすばらしい写真に、マッチしています。
写真がなければ、味気ないし、文章がなければ、胸に届かない。
茂木さんの旅の理想像は、「ビーグル号航海記」。それ以来、熱帯へのあこがれが生まれます。
そして、子供のときに夢中になっていた昆虫採集も、熱帯旅行実現に背中をおします。
(ヘッセ、北杜夫、養老孟司。さまざまな人が少年のときの昆虫採集の思い出を、ひとつの究極の幸せのイメージとしてとらえている)
あこがれのコスタリカに赴き、感じたままを正直に書き連ねていきます。
この本を読んで思い出したのは、手塚治虫先生の「ゼフィルス」という作品です。淡い少年の心を甦られる詩集のような本でした。