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熟議の理由―民主主義の政治理論
 
 

熟議の理由―民主主義の政治理論 [単行本]

田村 哲樹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

過少と過剰のなかで、不満や冷笑の対象になる民主主義──にもかかわらず、なぜ誰もが民主主義者なのか。考えうる民主主義論としての「熟議民主主義」を探求する。

民主主議理論の熟議的転回。リベラル・デモクラシー「勝利」以後の「分断された社会」なればこそ、「なぜ民主主義なのか」と問わねばならない。その核心とは、利益集団間の妥協や多数派支配では決してない。人びとは対話や討議のなかで自らの意見や判断を変化させていく──熟議を通じた合意の形成にこそ、「民主主義の核心」はある。

内容(「BOOK」データベースより)

利益集団間の妥協や多数派による支配に、ではなく、人びとが対話や討議のなかで、みずからの見解や判断を変化させていくこと=熟議に、「民主主義の核心」をみる。

登録情報

  • 単行本: 200ページ
  • 出版社: 勁草書房 (2008/3/25)
  • ISBN-10: 4326301740
  • ISBN-13: 978-4326301744
  • 発売日: 2008/3/25
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By θ トップ1000レビュアー
形式:単行本
民主主義と言えばとりあえず皆表立って反対はしない。
だが、ではそもそもなぜ民主主義がよいのかといわれると、まさに「他よりまし」としか答えられない人が多いのではなかろうか。
確かにそれは一面では当たっているのだが、しかし民主主義の持つ力をきちんと理論的に本書では考察している。

本書で中心に来るのは「熟議」である。
つまり、きちんと話し合うことにより、お互いに意見の変容の可能性が生まれ、それによって意見を一致させていくという考え方である。

この「意見の変容」というのは案外取りこぼされやすいもので、例えば社会的選択理論などはすべて意見を固定的なものとみなして議論を進めている。
本書では、熟議のもつ効果(話し合いで本当に意見は一致するのか?)を、それへの批判等も十分参照しながら粘り強く論証している。

なお、本書とは関係ないが、最近のマニフェスト政治というのは、マニフェストで書いてしまったことは変えてはいけないので、特に国会における熟議の余地がなくなってしまっているような気がしてならない。
意見対立ばかりに目が行って熟議が忘れられている今日にこそ、熟議民主主義は振りかえられるべきではないだろうか
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
個人的には 2009/10/11
By えび
形式:単行本
大変面白かったです。これだけの知識を、この薄さで学べるのはかなりお得だと思います。
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