著者のような団塊世代とは異なり、私たちは経済的に余裕がない若い世代ですが、それでもこの本は読んでいて楽しいし、経済的にも何とか手が届く(著者いわく)「庶民的な」方法が紹介されているので、大変参考になります。
全編を通じて著者が解説する様々な指摘のなかでも、とくに、簡単な会話程度でも英語力があるのと無いのでは旅の充実度が違う、世界に出ると無名な日本人個人客にとって会員カードやクレジットは文字通り「信用力」になる、といったアドバイスはなるほどと思いました。海外では、おそらく多くの日本人が、飛行機やホテルなどの場面で(日本にはあまりない)階級社会を感じると思います。著者はこのようなタブー的な視点も、率直に書かれています。
私はこの本に刺激を受けて、さっそく航空会社やホテルの会員制、RCI、(空港ラウンジカードである)プライオリティパスなどを、ホームページで調べてみました。この本は著者の実体験をもとに書かれてあり、なおかつ著者は誠実・正直に書かれているので、自分で調べる際にも大変参考になりました。