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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
キレの良い短編集,
By ピエロ (会津) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 煙の殺意 (創元推理文庫) (文庫)
江戸時代の画家の描いた絵に隠された謎を解き明かす名作「椛山訪雪図」、行儀の良い人ばかりの集まる公園の秘密「紳士の園」、完全に見えた殺人計画が思わぬところからバレてしまう「歯と胴」など、毛色の変わった謎を推理によって思いもよらない解決をみせる、といった短編のお手本のようながら、それでいて著者にしかまず書けないようなミステリ8編が収められた短編集。中には、都合が良すぎる、推理が飛躍しすぎというところもあるのですが、語り口が絶妙で、読んでいる最中には全然気になりません。 発表が1976~80年にかけてと、一昔前の短編ばかりなのですが、今読んでもとても新鮮、キレの良さがすばらしい。読んで損のない短編集です。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名品「椛山訪雪図」が、格別、素晴らしい。,
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レビュー対象商品: 煙の殺意 (創元推理文庫) (文庫)
落語の名人が語る噺の旨味と、トリッキーな仕掛けの妙が味わえるミステリー短編集です。抑制の利いた文章のたたずまい。 収録された八つの短編のなかでも、直木賞候補作となった「椛山訪雪図」、花見の季節の公園を舞台にした「紳士の園」、殺人事件の現場でデパート火災を中継したテレビを見ながら事の真相に至る刑事の話「煙の殺意」の三編の出来映えが素晴らしく、これは!と唸らされました。 とりわけ、「椛山訪雪図」の話の風情が素晴らしい。読むのは今回が三度目くらいになるのかな。しみじみ、このミステリーは良いなあと魅了されました。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者、初のノンシリーズ短編集,
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レビュー対象商品: 煙の殺意 (創元推理文庫) (文庫)
著者の初期のノンシリーズ短編が八編収録された作品集。 集中の白眉は、「椛山訪雪図」ですが、他にも「紳士の園」や「煙の殺意」 といった作品における常識を反転させる着想と、それに基づいて展開される 逆説的ロジックは実に鮮やかで、ミステリ読みなら必読の傑作といえます。 ※収録されている各短編の内容については「コメント」をご参照ください。
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