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煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)
 
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煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア) [新書]

多崎 礼 , 山本 ヤマト
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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商品の説明

商品の説明

第2回(2006年) C★NOVELS大賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

ここ十八諸島では冬至の夜、漂泊の語り部たちが物語を語り合う「煌夜祭」が開かれる。今年も、死なない体を持ち、人を喰う魔物たちの物語が語られる第2回C★NOVELS大賞受賞作!

登録情報

  • 新書: 219ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/07)
  • ISBN-10: 4125009481
  • ISBN-13: 978-4125009483
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 104,141位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringo69
形式:新書
筆力が新人離れしている。

世界観の構築も自然に、そして新人にありがちな難解な比喩も特になく、熟練の書き手かと思った。

あとがきにもあるが、筆者は17年間もデビュー出来なかったので熟練なのはあながち間違ってはいないだろうが

そのことは信じられないのと同時に、非常に残念に思った。

構成が絶妙だった。

一つ一つ語られる話も簡潔にまとまっていて良いのだが、

(個人的には「魔物の告白」が良かった)

これがただの短編集だったら大賞受賞には至らなかったと思う。

読み進めていくうちに、もしかしたらこの話は前の話と対応しているんじゃないか、繋がっているんじゃないか、

もしかしたらこの語り部は本当はこの話の登場人物なんじゃないか、など読み手に様々な推測をさせる。

そして物語は静かに収束し、終わりを迎える。

決して嫌味にならないこの作りはまさに構成の、書き手の勝利だと思う。

とにかく、数ページ読んだらページを繰る手が止まらなくなった。おすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfeil
形式:新書
第二回C・NOVELS大賞「大賞」受賞作。

一見短編連作風と見せかけて、すべての物語はつながっていたんだという話。

形式としては、煌夜祭に偶然出会った二人の語り部が、互いの知っている話を交互に話していくという形になっています。けれど話していくうちに、二人の物語は微妙に重なり合うところがあって、話を聞くうちに語り部たちは互いの正体に気づきはじめる。

二人の話に共通しているのは、魔物。見た目は普通の人間だが、日の光を嫌い、冬至の夜に人を食らう。そんな魔物となってしまった人たち、魔物と出会った人の話が語られていきます。

久々に良作でした。おもしろかった!名前が少々覚えにくいのが難といえば難ですが、読んでいるうちに慣れました。

実は初めから張られていた伏線に気づいたときは驚きでした。一度ならず、二度三度と読み返してほしいです。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By セン
形式:新書
おとぎ話のような短編の間に、語り部と聞き手の話が入っているという『千夜一夜物語』タイプの物語です。

誰もいない館で、二人の語り部が夜通し互いの物語を聞かせ合うというシチュエーションだけでも引き込まれますが、

さらに、どちらの人物も偽名と仮面で正体を隠しているというミステリ調の設定を加えているのが秀逸。

メインテーマは、魔物と人間、異なる二種族の接触。

人を食う罪に葛藤する魔物、魔物を愛し憎悪する人間、といった要素は特に珍しいものではありませんが、

魔物絡みの争いを描くマクロな物語と、それでも互いを求めてしまう個人同士のミクロな物語の配分が絶妙で、

各短編に配置された伏線を読み解いていくという楽しさも相まって最後までハイテンションで読めました。

ストーリーの腰を折ることなく自然に情報がばらまいてあり、

読み進めていく内に、悲しい宿命を背負って生まれてくる『魔物』と、

不思議な世界『十八諸島』のことがすんなり理解出来るようになっているのも見事。

魔物はなぜ生まれてくるのか?

素性を隠した二人の語り部の正体は?

語り部の宴――煌夜祭、その真の目的は?

数々の謎を解き、物語は静かに幕を閉じます。

ここ近年で読んだ一冊完結物の中では、ぶっちぎりでトップですね。

ファンタジー好きを自認する方は、必ず一度は読んどきましょう。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
デビュー作とは思えません
新人離れしているという表現はこの人のためにあるような気がします。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: hirotie
素敵でした
いつのまにか物語の世界に引き込まれている感覚がたまりません。
作り込まれた世界観だけど難解ではなく、するすると読みやすい。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: くまざわ
この本どうかな〜?と気になられている方にオススメしたい本
レビューにつられて手にとりました。
皆さん、オススメしてくださってありがとうございます!…って気分です。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 中島ルナ
絵本のような視覚に訴える短編集
作者の緻密なプロットが窺える短編集で、二集目を読み終わった頃には続きをせがむ子供のように、
本のページを捲る指を早めてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ころ
こういう物語もいいね。
どうしてあーなるのかはよく分からんけど、再度読み直すほどの力もない。けど読み進めることを途中であきらめるわけでもない。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 誰よりも好きかもしれない
人を選ばぬ傑作
物語の構成力がすごい…。

これがデビュー作というのがまたすごい。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: sk
完成度高し
ほかのレビューにも書いてある通り、構成力が抜群です。使われているトリックは既存のものですが、それを構成で見事にカバーしています。キャラクターもそれぞれが魅力的で、... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: どんぶり感情
大手出版社だったら、もっと世の中に出ていたであろう素晴しい作品!!
最初はホラーか?と思って遠ざけていました(表紙絵と売り文句が怖かったので)... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 天奈
よく練られた作品
連作短編の構成をとりながら最後にうまくまとまった作品です。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: なぎさ
強く儚いもの
ここのレビューが良かったので半信半疑で読んでみました。
語り部が紡ぐ物語には強く儚い魔物と人間の真実が…。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/17 投稿者: セバスチャン
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