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焼かれる前に語れ
 
 

焼かれる前に語れ [単行本]

岩瀬博太郎 , 柳原三佳
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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焼かれる前に語れ + 法医学者、死者と語る~解剖室で聴く 異状死体、最期の声~
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商品の説明

内容紹介

「本当の死因は体を開いてみなければわからない!」司法解剖医が明かす死因究明の事情。年間15万体の「変死体」のうち、司法解剖されるのは僅か5000体あまり。日本は先進国で最も死因究明が遅れた国だった!

内容(「BOOK」データベースより)

本来、死者に「人権」はない。あるのは「権利」である。その権利を尊び行使することは、すなわち正しい死因究明を施すことにほかならない。だが、検死体制、責任の所在、施設、人員、予算、法整備…。日本はそこに至るシステムがあまりにずさんである。死因を特定することは、生命保険や損害賠償など死者の最後の法的権利に関わる情報であると同時に、公衆衛生や類似事故の再発防止という意味でも重要だということを誰もが認識すべき時期にきている。本当の死因は何なのか―。声なきまま葬られていく現実を通して日本の死因究明のあり方に警鐘を鳴らす。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: WAVE出版 (2007/9/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 487290317X
  • ISBN-13: 978-4872903171
  • 発売日: 2007/9/21
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 法医学のお寒い現状を、社会問題として興味を持つ方へ, 2008/1/21
By 
ぽるじはど - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 焼かれる前に語れ (単行本)
 法医学と言えば、上野正彦が有名だが、彼の本をワイドショーとするならば、本書は報道特集であろう。   本書にもあるが、玉砕の対義語は瓦全であり、瓦の様に何もしないで安全に生きることを言う。     検視に充分な予算がつかず、司法解剖される死体が変死の1%台〜一桁の所が殆どであるお寒い現状を改善しようとしたのが著者で、それよりも現役時代の死体話を面白おかしく書くことで禄を食んでいるのが上野氏である。

 本書は、柳原氏よりも法医学者の岩瀬氏の記述が多く、いかに予算措置の少ない現場が苦労しているか、それによって司法解剖しないことで殺人被害者が病死扱いされ、病死者が殺人を疑われ冤罪を生んでいるか、が書かれている。
 司法解剖についても、広義で我々の安全を守るには必要な分野であり、行動力を伴ったペンの力で、以前自賠責保険の過失や後遺症認定を加害者有利であったものを見直しさせたように、ここでも予算を増額させることに成功している筆者に拍手を送りたい。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 法医学の重要性, 2010/10/17
レビュー対象商品: 焼かれる前に語れ (単行本)
岩瀬先生のこの本を読んでみてあまりの司法解剖の実施件数の低さやそれに対する予算の不足にただただびっくりするばかりです。防げる事件を見逃してしまう現在の体制をもう一度公平に客観的に専門家や有識者を交えて再度検証する必要が有るのではないでしょうか? 
とにかく問題提起している本であるので一読をお薦めします!
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本の真実が見える, 2009/6/9
レビュー対象商品: 焼かれる前に語れ (単行本)
日本の警察は優秀で、犯罪の検挙率が高いという。
けれども、その陰で「事件として扱われなかった事件」がたくさんあるのでは?
日本は本当に安全な国なのだろうか?
そんな思いが湧き上がってきた一冊。

不審な死を遂げた遺体のうち、
解剖して調べられるのはわずかに数パーセント。
それ以外は表面の「見た目」で病死や事故死と判断されるのだという。
もし解剖されなかった死体の中に、
毒殺された人がいたら? CO中毒者がいたら?

「最初の被害者」をきちんと解剖することで、
保険金連続殺人や、暖房器具の故障による事故はもっと防げたはずだ、
不幸なえん罪の被害者は少なくなるはずだ、
なのに、それができない現実がある。

現場の最先端にいる筆者の悲痛な叫びは、
安全神話という言葉に安心しきっている私たちに
痛烈に突き刺さってくる。
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