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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
競馬のロマンを教えてくれました,
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レビュー対象商品: 焦茶色のパステル (講談社文庫) (文庫)
パステルというのは馬の名前です。競馬を題材としながらも、その知識が無い人に分かりやすく説明しているのは見事です。 「焦茶色のパステル」というタイトルにも意味があります。 血統という重要なファクターを取り入れているのが良かったです。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
乱歩賞を受賞した岡嶋二人のデビュー作,
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レビュー対象商品: 焦茶色のパステル (講談社文庫) (文庫)
競馬評論家である夫の隆一と、離婚寸前の関係になっていた香苗。その隆一が、東北の幕良牧場で牧場長とサラブレッドの母子―― モンパレットとパステル――とともに、何者かに射殺されてしまう。 香苗は、隆一が残した言葉“これ、本当にパステルか?”を手がかりに 競馬新聞社勤務の親友・芙美子とともに、夫の死について調べ始める。 やがて二人は、競馬界を震撼させる真相にたどり着き……。 夫の死を巡る謎を追ううちに、新たな謎――不審な競走馬売買、 汚職問題――が現れ、物語が重層的に深化していくという展開。 競馬の知識――ギャンブルについてではなく、競走馬の血統や育成、 取引について――をまったく持たない人物を主人公に設定すること で、主人公への説明がそのまま読者へのレクチャーとなっていると いう親切設計であるだけでなく、その中に解明のための手がかりを を組み込んでいく――といった過不足のない構成には唸らされます。 さらに、タイトルで真相を大胆に暗示しつつ、個々の謎を解明する手順に工夫を 凝らすことで、最後まで“切り札”を伏せたままにしているのも、じつに見事です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
その後の活躍を予感させるデビュー作,
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レビュー対象商品: 焦茶色のパステル (講談社文庫) (文庫)
週刊文春 1982年 総合1位焦茶色のパステルカラー?がタイトルから受ける印象。実際は、黒鹿毛(焦茶色)の競走馬の名前だったりする。本作は、パステルを含む競走馬二頭と、競馬の関係者する二名の同時殺害事件の謎解きで、このタイトルに解決のための糸口が提示されている。 殺害された競馬記者の妻とその親友が探偵役なのだが、離婚寸前の夫婦という設定のせいか、夫の死亡という現実に直面しての捜査活動に違和感がない。テンションの高い親友にひっぱられてたどりつく真相(whoよりwhyの方)は、ひとひねりが効いている。 前提知識がなくとも楽しめる競馬ミステリ(の一種?)である。岡嶋二人のその後の活躍を予感させる江戸川乱歩賞受賞作=デビュー作。
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