地動説や宇宙の無限を唱えたブルーノは、反宗教改革の時代に異端者として焚刑に処され、その著作も長らく禁書とされていました。
その思想内容からコペルニクスやガリレオ・ガリレイと同一視されて語られがちなブルーノですが(しかも前二者よりもかなりマイナー)、科学技術屋というよりも宇宙論哲学者といっていいブルーノの思想は、最新の宇宙論に照らし合わせてもいまだにその輝きを失っていません。
本書は翻訳もよく、また対話形式で読みやすいので(必ずしも内容が理解しやすいという意味ではありませんが)、宇宙に関する最新の科学理論と見比べながら「無限の宇宙」に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。
これは、ぜひもっと多くの人に読んでいただきたい一冊です。
せめてブルーノをコペルニクスやガリレオ・ガリレイ並みの知名度にしてあげたいものです。がんばれ、ブルーノ!!