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無銭優雅 (幻冬舎文庫)
 
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無銭優雅 (幻冬舎文庫) [文庫]

山田 詠美
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (46件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

大人になりそこねた男と女は、
名作に導かれて、世にも真摯な三文小説を織り上げる。

いつか死ぬのは知っていた。けれど、死ぬまでは生きているのだ。
ささやかな日々の積み重ねが、こすり合わされて灯をともし、その人の生涯を照らす。
 
そして、照り返しで死を確認した時、満ち足りた気持で、生に飽きることが出来る。

私は、死を思いながら、死ぬまで、生きて行く。今わの際に、御馳走さま、とひと言、呟くために――。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

友人と花屋を経営する斎藤慈雨と、古い日本家屋にひとり棲みの予備校講師・北村栄。お金をかけなくとも、二人で共有する時間は、“世にも簡素な天国”になる。「心中する前の心持ちで、つき合っていかないか?」。人生の後半に始めた恋に勤しむ二人は今、死という代物に、世界で一番身勝手な価値を与えている―。恋愛小説の新たなる金字塔。

登録情報

  • 文庫: 238ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2009/08)
  • ISBN-10: 4344413520
  • ISBN-13: 978-4344413528
  • 発売日: 2009/08
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (46件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 232,615位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この一貫性! 2008/3/19
By 猫八
形式:単行本
ここ最近、やはり山田詠美の時代は終わったのか、、と(勝手に)思ってました。
彼女の良さはデビュー作に代表されるような奔放でジューシーな恋愛物語かと・・。
そしておそらくはそのような恋愛からは一歩また一歩と作者自身が離れていくに従い、
作品は精彩を書いていくのではないかと思ってましたが。

しかし彼女は、やはりストイックな求道者でした。この本には真実しかないです。手抜きなし!
愛とは実用性に富んだものであるとの考えをみごとな手法で具体化させました。
恋愛だけでなく、家族愛、自己愛、すべての愛について彼女なりの解釈を余すところ無く体現させています。
若いころと比べ文体は非常にシェイプアップされ、もって回った言い回しも肩に力も入って無く、読んでいて気恥ずかしい感じはまったくなくなりました。
そしてあれほどまでに得意だった性的描写はかなり少なくなり、
代わりに食事や日常をシェアする様子が増えてます。
それらがしっかりと愛情を描写できると確信を持って書いているのでしょう。

怖い人です、本当に。最後の一文も、甘やかさのなかでそれを許さない厳しさ。
のん気で日常的な題材を扱いながら、愛の恐ろしさを余すところ無く書いてます。確信犯で意地悪です。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sandii
形式:単行本
40代って。自分が10代のころは「親」世代。圧倒的な大人。自分が20代のころは「部長、課長」世代。家庭を背負ったおじさん、おばさん。だと、単純に思っていた。

この本は、新しい40代観を与えてくれます。主人公の姪(女子高生)もあきれてますが、実のところ、こんなもんなんだろうな。人間意外に成長しないんだ。でも裏を返せば、みずみずしい気持ちを持ち続けられるということ。しかも、さまざまな経験を経て、キャパシティは広がっている。なかなかいいじゃないか。そう、楽しく読みました。
このレビューは参考になりましたか?
33 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
山田詠美の恋愛小説は、もともとある意味選民意識が強く排他的である。

大人で不埒で遊び心のある私たちは素敵、それが判らないコンサバな人お気の毒!

みたいな、ナルシシズムたっぷりの。だけど、そのすばらしい文章力と美しい

言葉の数珠繋ぎに魅了され「私もこんな傲慢に恋愛に生きるのって素敵だと思う!」

と、思い切り全肯定してしまう、そんな魅力が山田文学にはあるのだ。

しかし、今回は、その文章がガサツな感じで残念。別に、中央線に住まうあまり

リッチじゃない男女を書くのに、最近だと角田光代さん的なよく言えば庶民的、

悪く言えばビンボーくさい文体や言葉にしなくてもいいのに、と読んでいて

もったいないなーと思った。舞台装置がチープなのは楽しくていいけれど、

それを書く文章は山田さんらしい気品を盛り込んだものであって欲しかった。

そして、ヒロイン慈雨(42歳花屋)が惚れこんでいる栄(同年代の塾講師)という

男を、魅力的だと思うかどうかで、この小説の好き嫌いはわかれると思う。

私は、やたらよくしゃべる男だなー(しかもしゃべる内容はいつも幼稚・・・)と

思ってあまりタイプじゃなかったので、ふたりがどう愛し合ってても「楽しそう」とは

あんまり思えなかったんですよね。個人的に魅力を感じたのは、ヒロイン父のほう

だったり・・・
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... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 栞ちゃん
ババア滑ってるぞ
女性週刊誌のパロディっぽい文体がもの凄く滑ってる。 ラビット病もこんなんだったけど、エイミーは自分の年を考えよう! 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: みつみ
惹かれる、でもこんな大人にはなりたくない。
この小説を読んでいる最中、ひたすら笑いまくっていました。
山田詠美さんは『放課後の音符』くらいしか読んだことがありませんでした。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 譲葉
言いたくないけど、明らかなる「劣化」。
最近の芥川賞の選評を読むたびに
「エイミー、どうしちゃったの?」感が否めなかったワタシ。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: くろまめ。
子どもの頃のなつかしい時間、場所を書き留めてくれた小説
 私と同世代の2人の恋愛を知って、私も…と思った。それが一番の収穫。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: sasuke
尋常ではないが異常ではない
45歳の慈雨が同い年の栄と出会った3年前を回想するところから物語は始まる。
たいていの人は、... 続きを読む
投稿日: 2010/5/12 投稿者: サイケデリック探偵団
読むのが苦痛で仕方なかった
主人公・慈雨と、恋人・栄のやり取りが読んでいて本当に苦痛でした。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/20 投稿者: Piu
うー
オビみて、中ぺらぺらーっとめくったら、... 続きを読む
投稿日: 2009/11/6 投稿者: sky_drivere
読み所は「パパ」。
山田詠美、学生の頃から大好きだったのに、
何でこんなアホな作品を書いてしまったんだろう?
何の遊び?どんなルール?... 続きを読む
投稿日: 2009/11/2 投稿者: うるま
んー
大人の恋愛の話ですが、会話は高校生のようで、いまいちおもしろみに欠ける。山田詠美作品の中では、私の中のランキングは最下位です。
投稿日: 2009/10/21 投稿者: クマ
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