「無縁死」が三万二千人もいると言う事実を、つながりを無くした様々な境遇の人への取材を通じて、いろいろな角度から心に訴えかけ、読みながら自分が動揺しているのが分かる。「何なんだ、、、これは」と、言うのが読み終えた直後の感想だった。
しかし、、、再度読んでみると少し違和感を感じる。
無縁の哀れさ・・・ばかりが繰り返し強調されすぎていないか?
同じように進む都市化・高齢化の中でも、無縁になる人とシッカリと縁を持って暮らせる人の差が出ている。これは何故なのか?
無縁になった人をサポートする組織(NPO等)が書かれている。彼らの頑張りだってもっと文面を割いて報道に値する事ではないか?
無縁死を世に知らしめてくれた意義は大きいが、「無縁死=哀れ」の一本論調では無く、無縁死にまつわる種々の事を多面的に報道して欲しい。