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無知の涙 (河出文庫―BUNGEI Collection)
 
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無知の涙 (河出文庫―BUNGEI Collection) [文庫]

永山 則夫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

4人を射殺した少年は獄中で、本を貪り読み、字を学びながら、生れて初めてノートを綴った。―自らを徹底的に問いつめつつ、世界と自己へ目を開いていく、かつてない魂の軌跡として。従来の版に未収録分をすべて収録。

著者について

1949年生まれ。連続射殺事件をおこし69年逮捕。獄中手記「無知の涙」や新日本文学賞受賞作「木橋」等によって注目されつづけた存在。著書『捨て子ごっこ』『異水』他。死刑執行される。

登録情報

  • 文庫: 540ページ
  • 出版社: 河出書房新社; 増補新版 (1990/7/10)
  • ISBN-10: 4309402755
  • ISBN-13: 978-4309402758
  • 発売日: 1990/7/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
一人の少年が無差別に四人を殺害した。 そして、刑務所で一人、自分と向き合い、無知であることを悟った。 人は自身が無知であるとわかったときに心から知識を欲すのであろう。 人間は、知があるからこそ恨み、知があるからこそ希望があり、恐れがあり、絶望するのであろうか… 本書の特異性から、自身で本書に辿り着き、手に取った人のみが読む価値があるように思う。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
知への 2011/2/12
形式:文庫
勾留されて初めてまとまった時間を読書に費やし、その結果次々と頭に入って来る知識を消化できていないように感じました。「資本論」や雑多な哲学書などを読破した結果覚えた難解な言葉がやたらにノートに出てくるのですが、難しい言葉を使っている自分に酔っているよような文章です。ただし、それは裏返すと、小学生の頃から学校を休みがちで勉強らしい勉強をしてこなかったそれまでの人生の中で、初めて「知」に触れた喜びや学ぶことの楽しさの感情表現の一形態であることが本を読み進めていくにつれてよくわかります。
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教育の重要性 2012/5/22
形式:文庫
4人の命を奪った永山則夫は、獄中で本を貪り読み字を学びながら、生まれて初めてノートを綴りました。そして「無知の涙」を書きました。

極貧の生活環境が彼の犯罪を引き起こしたとされたことからその著書も注目されるわけですが、私たちの多くは、普通の教育を受けながらも本を出すということはそうあることではありません。

永山則夫がまともな教育を受けていたら4人の命が奪われるという事件は起きなかったかもしれません。そして、「無知の涙」とは縁のない本を書くこともあり得たのではないかとも思います。そのことを思うと、教育の重要性を痛感します。

彼の著書は、普通の教育を受けた人以上に社会に向けて問題提起している面があります。獄中生活を送る中でしかそういう能力を身に着けざるを得なかったことが残念でなりません。
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