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無理難題「プロデュース」します――小谷正一伝説
 
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無理難題「プロデュース」します――小谷正一伝説 [単行本]

早瀬 圭一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

小谷正一(1912-1992年)。井上靖『闘牛』の主人公のモデルとなった毎日新聞社事業部を皮切りに、夕刊「新大阪」創刊、プロ野球パ・リーグの創設、民間放送の立ち上げ、海外からの芸術家招致、電通での活躍など、戦後メディアを縦横に生きた男の軌跡を、井上靖、正力松太郎、吉田秀雄、萩元晴彦ら、多彩な人物とともに描く。

内容(「BOOK」データベースより)

プロデューサーは常に黒子、そして常に新しいことを。戦後メディアで変幻自在な活躍をした男の軌跡を描きだす。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/8/10)
  • ISBN-10: 4000022253
  • ISBN-13: 978-4000022255
  • 発売日: 2011/8/10
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 172,517位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By F-plant
企画の裏にプロデューサーあり。
世間をあっといわせた歴史の裏側では、それを企画・実行へまでこぎつけた立役者がいるものです。

本書では、戦後日本で、そんな
「面白いこと」 「他人がやらないこと」 「誰もやったことがないこと」を
次々と成し遂げた一人の男を紹介してくれます。

小谷 正一(1912〜92)

名前を聞いた事がありませんでしたが、交流のあった人々には、電通の吉田秀雄をはじめ著名人が多いです。
それもそのはず、企画の際にはプロデューサーに徹しており、その役目を終えると、次の難問へと引っ張られてしまうという繰り返しでした。

一般の人々には知られていなくても、その業界では伝説として語り継がれている。
そんな小谷の活躍を一部抜粋します。

・戦後混乱期に、夕刊紙「新大阪」創刊 (新しい新聞のあり方を提示)
・プロ野球チーム「毎日オリオンズ」設立 (パ・リーグ構想で、2リーグ制へ移行)
・ラジオ民間放送第1号局(新日本放送)を開局 (NHKの一局体制の終結、スポンサーによる無料放送のはじまり) etc.

その他にも、井上靖の芥川賞受賞作『闘牛』のモデルになったり、海外から一流の音楽家を招聘したりと、エピソードには事欠きません。

興味深いところは、自分からはじめた「面白いこと」は、失敗したりもしています。
(それを糧として、次には挽回もしますが)

しかし他所から、半ば押しつけられたような大きな事業には、しっかりと成果を残しています。
その秘訣はどこにあるのか。

大きな企画には、大きな金、そして人が動きます。
それを任せる側の器の大きさもありますが、何より小谷には、心強い仲間が数多くいたことが挙げられるでしょう。
別の会社に移ったときにも、行動を共にしてくれる仲間の存在は大きな支えになります。

人を使い、上手く動かすことが出来る。
それこそが、名物プロデューサーの成せるワザなのでしょう。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
関西風 2011/10/11
登場人物たちは社長からヒラまで商人が他所の商家の土間を入るときの真面目で、同時に自然体の不可思議な雰囲気を持っている点で、それをあざとくせずに形にした時点でやっぱり面白いと言わざるを得ない。総体的に関西人はキライなんだけど。
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