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無名恐怖 (BOOK PLUS)
 
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無名恐怖 (BOOK PLUS) [単行本]

ラムゼイ キャンベル , Ramsey Campbell , 鈴木 玲子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

バーバラ・ウォーは有能な出版エージェント。みずからのオフィスをかまえ、毎日多忙な日々を送っている。しかし、彼女は過去に大きなトラウマを抱えていた。9年前、4歳の娘アンジェラが誘拐され、惨殺されたのだ。仕事に没頭し、ようやくその傷も癒えつつあるころ、1本の電話がかかってくる。「ママ、私よ…」。それは死んだはずのアンジェラからだった。娘はまだ生きているのか?生きているならいまどこに?その日から母の必死の探索が始まる。えもいわれぬ恐怖がたちのぼる、ホラー小説の巨匠キャンベルの代表作、待望の邦訳。

内容(「MARC」データベースより)

有能な出版エージェント、バーバラは9年前に娘が殺されるという大きなトラウマを抱えていた。ようやくその傷も癒えつつあるころ、一本の電話がかかってくる。「ママ、私よ…」。それは死んだはずの娘・アンジェラなのか―。

登録情報

  • 単行本: 357ページ
  • 出版社: アーティストハウス (2002/06)
  • ISBN-10: 404897324X
  • ISBN-13: 978-4048973243
  • 発売日: 2002/06
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 639,711位 (本のベストセラーを見る)
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BOOK PLUSとしては、初のホラー小説。はなから苦手な分野だが、怖いもの見たさで、一気に読んでしまった。結論から言えば、怖いので途中でやめることもままならず、先に進まざるを得なかった感はあるものの、面白かった部類だろう。原書が出版されてから20年もたつのに、まるで古い感じはない。

何か得たいのしれないものの存在、それが幽霊なのか、スティーヴン・キング描くところの“IT”としか言えないものなのか、はたまたカルト教団なのか・・・。このあたりがはっきりしないところが、不気味で怖い。

最終的にはその正体は明かされるのだが、「名前がない」というのがキーワードで、キャンベルはル=グィンの<ゲド戦記>の第二作『こわれた腕環』に使われている「ネイムレス=不正、有害、邪悪」といった概念を、モチーフとして使用しているようだ。

キングの『キャリー』を思い起こさせるような超能力の場面、映画『ゴースト』を彷彿とさせる死者の愛など、いろいろとミックスされている感じはするものの、最後まで正体が不明ということで、ラストまで一気にいく。

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Amazonが確認した購入
出版エージェントとして成功をおさめたバーバラへ掛った1本の電話。それは、9年前に惨殺された娘、アンジェラからだった。 ・・・

英国ホラー界の重鎮ラムゼイ(ラムジー)・キャンベルの作品。日本で紹介された長編としては『母親を喰った人形』に続く2作目ということになる。アンソロジーではよくお見かけするのだが、華々しい受賞歴のわりに日本での扱いは今ひとつ。本書の解説では、英米でもリスペクトを受けているもののベストセラー作家ではないらしい。

確かに、暗くて地味な作品。多少イラっとするぐらい展開は遅いし、文学よりの描写がまどろっこしかったりするのだが、重苦しい恐怖を感じことができる。モダンホラー=怖くないとの先入観はよろしくないか。カルト教団ものかと思いきや、スーパーナチュラルの要素もあったりする。

冒頭の一見物語と関係のなさそうな死刑囚の対話が不気味。全編をとおしての圧迫感はここから始まる。ラストがありきたりなのが、ちょっと難。

映画化作品ネイムレス 無名恐怖 [DVD]の方は未見。
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By
出版エージェントの女性の元に突如謎の電話がかかってきて・・・というストーリーのホラー小説この小説は怖い。何が怖いといってかかってくる電話の内容がもう死んでいるはずの人というところが。実際に体験したらこれ程怖いこともないのではないかというぐらい怖いと思う。
更に中盤以降の話の全容が判明してからもとても恐ろしい展開で、ホラー作家の面目躍如といえる出来映えの恐怖小説になってます。
終わりの方も非情なことになっていて、さすが英米で巨匠扱いされてる人だなと感心してしまう。脇筋の出版関係の話も普通小説に面白く読めて、作家としても優れていることが判る。
暗い、きもい、残酷と三拍子揃ったホラー小説の秀作。この人とデニス・エチスン、T・E・D・クラインはキング以前からホラーを支えた御大としてもっと紹介してもらいたい。
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