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何か得たいのしれないものの存在、それが幽霊なのか、スティーヴン・キング描くところの“IT”としか言えないものなのか、はたまたカルト教団なのか・・・。このあたりがはっきりしないところが、不気味で怖い。
最終的にはその正体は明かされるのだが、「名前がない」というのがキーワードで、キャンベルはル=グィンの<ゲド戦記>の第二作『こわれた腕環』に使われている「ネイムレス=不正、有害、邪悪」といった概念を、モチーフとして使用しているようだ。
キングの『キャリー』を思い起こさせるような超能力の場面、映画『ゴースト』を彷彿とさせる死者の愛など、いろいろとミックスされている感じはするものの、最後まで正体が不明ということで、ラストまで一気にいく。
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