才気煥発な二人がテンポよく繰り広げるスリリングな対談がいい。
口を拭ってとりすましたような議論より、
多少荒っぽくまたエゲツなくとも、
本音がうかがえてそこに一片の「真実」も見えるような、
そんな議論、もっと世に出てきていいと思う。
2人だけの対談で全編通している分、
たとえば片方が「それって○○だね」と受けている、
その「○○」の指すところが、字義的な意味においてでなく、
「話者がなぜその表現を用いたのか」という意味において、
わかりにくかったりするところもあった。
(2人の間では了解できているのだろうけど)
そういう部分は、聞き手の編集者がしっかり突っ込んでフォローして
掘り下げて欲しかったと思う。
ただ、この2人、議論のフィールドが若干パターン化してきているきらいも感じるので、
今度はこの2人に読者からのさまざまな質問に答えてもらうような企画をやって欲しいなあ。
あらゆることについて、この2人の見解を訊いてみたいので。