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無の探求「中国禅」―仏教の思想〈7〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
 
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無の探求「中国禅」―仏教の思想〈7〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア) [文庫]

柳田 聖山 , 梅原 猛
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

禅問答や無の哲学に象徴される世界として語られてきた禅を、中国仏教全体の流れにおいて捉え、禅を厳格に考える従来の解釈を排し、安楽に生きる知恵との関連から斬新な禅思想を展開した一冊。

内容(「BOOK」データベースより)

これまで禅は、禅問答や無の哲学に象徴される世界として語られてきた。本書は中国禅を中国仏教全体の流れにおいて捉え、禅を厳格に考える従来の解釈を排し、安楽に生きる知恵との関連から、斬新な禅思想を展開する。中国禅が生んだ『六祖壇経』や『臨済録』の禅語録のなかに、自由な仏性を輝かせる偉大な個性の記録を再発見し、「無の自由」を提唱する。

登録情報

  • 文庫: 385ページ
  • 出版社: 角川書店 (1997/02)
  • ISBN-10: 4041985072
  • ISBN-13: 978-4041985076
  • 発売日: 1997/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 禅とはどんな仏教なのか, 2001/10/20
レビュー対象商品: 無の探求「中国禅」―仏教の思想〈7〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア) (文庫)
 これは1969年に刊行された本の復活文庫版だ。一向に古くなっていない。それどころか、いまなお新しい!

 この本を読めば、禅というもの一つとっても仏教をとらえることの困難さを思い知らされる。インド仏教、中国仏教、そして日本仏教という伝播の流れの中で、発展もあれば変容もあり、また土着化もしている。そんな中で、禅はいつどのように成立し、どれが禅でありどれが禅ではないのか。

 この本の主題にしたがえば、禅はいつどのようにして「中国禅」となり、それはどんな仏教なのか。それはインド思想なのか、それとも中国思想なのか。

 日本では明治時代になり、西欧思想が流入してきた。その際、西欧経由のインド仏教も入ってきた。これは日本仏教にとって、アイデンティティを問われるものであった。なぜなら、日本仏教はインド、中国での長い仏教発展史の最終到達点の一つを示すものであったが、実は直接にはインド仏教を知らない仏教であったからだ。仏教学者たちはインド哲学としての仏教研究に没頭していく。
 そんな中、西田幾多郎と鈴木大拙は、日本禅に仏教の、いや東洋思想の核を見い出す。無の哲学である。

 実は、禅に「無」は多くは語られてはいない。これは私にとっても衝撃的なことだ。知らぬが仏!

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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 禅の歴史的アプローチ, 2004/3/29
レビュー対象商品: 無の探求「中国禅」―仏教の思想〈7〉 (角川文庫―角川文庫ソフィア) (文庫)
第一部(柳田 聖山著)では禅の思想の発展を丹念に追ってゆくことにって、禅というものがどういう形で始まり、どういう思想を伴い、どういう形で「無」の思想と呼ばれるものに至ったかをを明らかにしてゆく。これは現在無の哲学として固定されてしまった禅を新たに見直すものである。
第三部(梅原 猛著)では有名な仏教書五つを著者独特の視点で解説していくが、これもなかなか解りやすく、よかった。
どうしても歴史的視点、学問的視点に立って追っていくぶん、仏教を外から眺める形になってしまうが、本書で提案される禅はなかなかの見ものである。
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