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点と線 (新潮文庫)
 
 
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点と線 (新潮文庫) [文庫]

松本 清張
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (79件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 529 通常配送無料 詳細
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内容紹介

九州博多付近の海岸で発生した、一見完璧に近い動機づけを持つ心中事件、その裏にひそむ恐るべき奸計! 汚職事件にからんだ複雑な背景と、殺害時刻に容疑者は北海道にいたという鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ捜査陣……。列車時刻表を駆使したリアリスティックな状況設定で推理小説界に“社会派"の新風を吹きこみ、空前の推理小説ブームを呼んだ秀作。

登録情報

  • 文庫: 262ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1971/5/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101109184
  • ISBN-13: 978-4101109183
  • 発売日: 1971/5/25
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (79件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
46 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 松本清張初挑戦。 2005/5/10
投稿者 いしかわ
形式:文庫
 今まで「堅苦しい」と勝手に誤解していたけど、すげー読みやすかった。本人の写真がコワモテだったし、「大文豪」だったので、何となく避けていたんだけど。すらすら読めるわー。文体が柔らかいし、話も分かりやすい。長さも適当。動機から追いかけないで、犯罪の可能性をおいかけていくストーリー展開は、ややもすれば「ヒトが描けていない」と拒絶する対象になってしまいがちだけど、追いかける刑事の心理描写がうまく補っていて、時代の緩やかな流れと相まって、心地よく読めました。はい。
 先入観から来る思いこみを巧みに利用したトリックと、凄くささいな事から捜査を展開して行く様が、妙にリアルで、いわゆる新本格とは一線を画していておもしろいっす。
 昭和30年代ってのは、こーいう時代だったんだね。電報が電話を補う情報伝達手段として活躍し、東京-九州は特急で17時間。五右衛門風呂。なんか、不思議だ。
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 清張不朽の名作 2006/1/8
投稿者 海山ごはん
形式:文庫
この作品が発表されたのは1958年であるが、未だ読者の支持を受け増刷を重ねる清張の代表作である。

交通通信手段に汽車や電報が使われるあたりはさすがに時代を感じさせるが、アリバイを盾とする犯人の牙城を崩すという推理小説独特の展開を体系的に整え、大衆文学に社会派推理小説のジャンルを築いた清張の功績は、これを差し引いても余りあるのではないだろうか。

鋭い感性を持つ老練刑事と行動的に実地検証する若手刑事を配する対照的な人物造形も物語りに彩りを添える。

時代を超えて読み次がれる作品には、やはりそれなりの理由があると思う。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 燐のような青白い炎 2007/11/16
投稿者 シロフォン
形式:文庫
清張氏の代表作のひとつで大ベストセラーということは知っているし、十分おもしろく読んだ。が、いまどきのミステリーを読む感覚でページを繰っていくと、物足りなさを覚える点も。二人の刑事のキャラクターにもう少しアクというか個性があってもいいのにとか、意表を突く殺人トリックを描き周到なアリバイを用意した犯人の怖さがもっと伝わってくればいいのにとか、終わり方があっさりし過ぎて拍子抜け・・・など。
こうしたことを考えながら解説等を読んでみれば、昭和32〜33年に連載された本作は、日常に根ざし、汚職といった社会問題を絡ませた新しい推理小説の原点であり(のちに「社会派推理小説」と称されるようになる)、探偵役の人物設定を身近にいそうなごく普通の人としたことが、読者に親しみをもたらしたのだと言う。・・・なるほど。そして何より本作の魅力はトリックとアリバイ(不在の証明)破り、この点はもちろん異論はなく、それが本作の「主人公」そのものと捉えてみると、自分には一番座りがよかった。

しかし個人的な欲を言えば・・・この殺人事件に関わるある人(敢えて伏せますが)、「燐のような青白い炎」を意識の下に隠し続けていたというその人はいかなる人物だったのか、情念の炎の実体は・・・それが読みたいと思った。あのような書き方で想像をかきたてているからこそ怖さが増すのですよ、という向きもあろうかと思うけれど・・・ 近々ドラマが放映されるので、どう描かれるのか注目。大好きな役者さんが演じるので楽しみだ。
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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 star-cut
形式:文庫
優れた作品は時代が変わろうとも優れている!
この小説のすごいところは起承転結の起の部分ばかりを強調する最近の小説と違い、何気ない男女の無理心中の事件から始まり、汚職、人間関係、病気、女のプライド、刑事達の苦悩など、複雑な登場人物達の感情を中心に、人の先入観による盲点の恐ろしさなどを描いた心理描写がメインの作品である。
娯楽としてのミステリー作品とは一味違う!
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 kohh
形式:文庫
「安田辰夫は、…」この小説も人物名から書き出される。登場人物は点であり、人間関係が線。言ってしまえば、推理小説に限らず、あらゆる文学に共通している、あたりまえのことなのかもしれない。それでもあえてタイトルとしたのは、一個の人間とその関係が、推理をすすめるうえでの肝だからだ。
この作品の最も巧妙な部分は、読者を精緻なトリック、汽車や飛行機、連絡線などのダイヤのほうに目を向けさせている点だ。
しかし実際には、社会問題に主眼をおいて推理しなければ、解決がつかないようになっている、そこのところが一番すごい!と私は思う。
さすがに社会派推理小説。松本清張代表作である。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 松本清張の推理小説を読む順番 2012/1/11
投稿者 榎戸 誠 トップ500レビュアー
形式:文庫
社会派推理小説の創始者としての松本清張の功績は、私が言うまでもないだろう。いずれも力作揃いであるが、清張の推理小説を手にしたことのない向きには、まず『点と線』(松本清張著、新潮文庫)、『ゼロの焦点』(松本清張著、新潮文庫)、『砂の器』(松本清張著、新潮文庫、上・下巻)の3作品を薦めたい。現在の人気作家たちの推理小説とは深みと広がりが違うことが明らかになるはずだ。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 2.0 うーん、イマイチだなー…
これが名作と呼ばれるのが何故なのか。
当時の時節では斬新だったのだろうと想像するしかないのだが、... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: yop
5つ星のうち 4.0 電子書籍は初めて利用しました。
40年以上前に読んだ本です。
電子書籍を利用するのは初めてでしたが、
思ったより読みやすかったです。
投稿日: 2か月前 投稿者: wpkiyo
5つ星のうち 5.0 みごとな表現力に脱帽
東京駅の横須賀線の13番線ホームから、15番線に止まっている寝台特急「あさかぜ」に九州で情死した男女が乗り込むところを見たという目撃証言が事件の重大な鍵となる。と... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ハピシブ
5つ星のうち 5.0 個人的な悪から、社会の巨大な悪に目を向けた歴史的傑作
1958年に発表されたこの作品は、大きな意義を持っていた。
博多で起きた官僚と料亭の女の心中事件に疑問を抱いた福岡県警の... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: クマ
5つ星のうち 3.0 ドラマに適したミステリー
ドラマでおなじみの松本清張。原作を読むのは初めて。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: アーリー
5つ星のうち 4.0 松本清張は先入観をさりげなく読者に植え付けてくるので注意
 1958年の推理小説なので、新幹線ナシ、電報アリ、PCもちろんナシなどいくつか前提があるのだが、それを差し引いても面白いトリックだった。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: カーマイン
5つ星のうち 2.0 期待外れでした
以前、テレビドラマで見たのですが、
推理の過程で刑事が「飛行機」に気付くのが遅すぎると思ったものです。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: なまけもの
5つ星のうち 2.0 失望でした
日本語が下手でごめんなさい。
火車とバスと車と船をどう使ってこの時間と空間の問題を解決するのか、わたしは本気で考えた。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 馬明昊
5つ星のうち 3.0 アリバイ崩しの秀作
周到に張り巡らされた様々なアリバイ工作を地道に崩していくアリバイ崩し物の傑作なのだが、... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: silca
5つ星のうち 4.0 久しぶりに読み返しました
大筋は解っていても読みごたえがあり、そうだそうだと思いながら読んでいました。
投稿日: 18か月前 投稿者: 後藤 祐司
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