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点―ten― (単行本)

宇多田ヒカル (著)
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商品の説明

内容紹介

デビュー時の成功と戸惑い、結婚そして離婚・・・作品が出来上がるまでの葛藤と喜び、そして彼女自身が持つ心の闇と祈り。


宇多田ヒカルが宇多田光として、この10年を初めて振り返りながら書き下ろす懇親の文章にはじまり、オフィシャルライター松浦靖恵さんによるオフィシャルインタビューの総括、宇多田ヒカル語録などで構成。


10年の軌跡を当時の写真とともにギュっと凝縮した一冊。


宇多田ヒカル自身による書き下ろし文章1万5千字

Summary of Official Interview 1998-2008(文/松浦靖恵)
-デビューからアルバム「HEART STATION」まで

宇多田ヒカル語録
-10年間の発言集

写真約200点

内容(「BOOK」データベースより)

自分がインタビューで何を言ったかなんて全然覚えてない。その場その場で正反対のこと言ったり、かっこつけたり、テンション高すぎたり、嘘ついたりしてると思う。でもいつでも本気。写真・画像222点、宇多田ヒカル自身による書き下ろし文章1万5千字。

登録情報

  • 単行本: 512ページ
  • 出版社: EMI Music Japan Inc./U3music Inc. (2009/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4930774225
  • ISBN-13: 978-4930774224
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品の寸法: 19.8 x 14.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 95,669位 (本のベストセラーを見る)

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43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 宇多田好きなら必読!, 2009/3/20
まず、これだけの値段なのに、ビニール封装されていて中身がまったくわからないというのがかなりジレンマだったが、オビ裏の情報から、少なくとも写真が多数収録されているとわかったので、(どの程度の写真かな……とは怖れつつも)清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ってみたところ、封を解いて、大正解。カラーの大きな写真がかなり大量に入っていてひとまずはほっとした。写真が並んでいるのは本の後半で、膨大な写真と宇多田語録が並んでいるのだが、写真をぱらぱら眺めながら語録をみるのも結構楽しい。すべて写真家のクレジットが入っていて、写真家によって見せ方がぜんぜん違うなというのがはっきりわかるのも面白い。
また、1万数千字の「書き下ろし」だが、要するに原稿用紙で40枚程度のミニ自伝のようなもの。短いとはいえ、子供の頃からいままでを駆け足で、とても生な感じの自分の言葉で語っていくのが興味深い。とくにデビューしてあっというまにとてつもない有名人になってしまったあたりの感覚など、そうか、彼女も自分たちと同じふつうの人間なんだよな……とあたりまえのことを改めて思って共感を持ちながらも、それでいて、やっぱりすごいと思われるところもぼんぼん出てきたり。
しかし何より本書の魅力は、デビュー時から同時代的に記録されていった膨大なインタビューの数々。デビュー当時は、「敬語が使えない」なんてどうでもいいことが言われたりしていたものだが、内容を見ていくと、16歳にしてすでにいっぱしのプロのアーティストの感覚があったんだなと思える(非常にラフな言葉遣いでありつつ、内容的には彼女がいろんなことを考えていることがよく伝わってくる)。ものすごい量なので、これを一冊読めば、彼女の考え方や人となりがかなりわかるはず。ただこのインタビューに関して一つだけ難を言えば、インタビュー内で言及されている写真やジャケットの写真などがそのインタビューの近くに配されていれば、記事の内容がよりよくわかって面白かったんだけど……とは思った。ともあれ、そんなことは問題にならないほど本当に網羅的な宇多田大事典とでも言えるような内容であり、宇多田を好きな人は必読。次のアメリカで出るアルバムも、成功を祈ります!
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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 骨太な一冊。, 2009/3/18
約1万5千字の書き下ろしが冒頭に来て、
それからインタビューの要約が続き、
最後が語録集という流れ。

全曲レビューとか、対談とか、歌詞集とか、
そういう安易なものを考えていたら、
思っていたよりも骨太な一冊に仕上がっていた。

一気に全部読み尽くすのはきついけど、
装丁が"飾って眺めて、時々触ってあげたくなる"くらい、
素晴らしい出来なので、職場や自宅のデスクの上で寝かせて、
彼女のアルバムを聴きながら、ちょっとずつ読み進めたい本。
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42 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 惚れ直し!, 2009/3/23
すごく読み応えのある本になっていました。
私個人的にはオフィシャルインダビュアーの松浦さんはあまり好きではないのですが、それを抜いてもこの本は良く出来ていると思います。
おすすめは宇多田ヒカルのデビューからの写真が沢山載ってるところと、宇多田語録です。
宇多田語録でガツンときたのは

“人生の早い段階で思いっきりしょい込んだ人は、その先どうするといったら、もうこれ以上は持てなくて、多分1回ぐらい膝がガクンときて崩れて倒れてどうしようって……これから、だったら減らしていくしか進み方が生きていくにはそれしかないっつ気づくから、そういう感じよね”とか、

“天才とか凡人とかって……そんな分けるものじゃないと思う。すごく頭がいいとか、すごい才能がある人こそ、その自分の中の万人の共通するものをわかっていたり……すごく普通の人間の自覚があると思うのね。”とか、

“仕事か恋愛とるかっていう感覚がわからないの。それって、睡眠とるべきか食欲とるべきかみたいな問題じゃない?両方必要なわけだから、そんな選択肢、ヘンじゃね?みたいな。”とか、

“闇鍋みたいなもんですよ、人生。何入ってるかわかんないけど、どれかつまんで食べるしかないみたいな”とか、

自分がわからなくなったら外を見た方がいい気がする。自分の周りの人や外の人、自分場所をよく見て考えたほうが、それに対する自分の反応が出てきて、自分の人格とかするべきことを決めていくと思うんですよ。だって、生まれて何もない世界に、一人ぼっちだったら、自分がどんな生き物かわからない。誰かに何か言われて反応するから、あ、私こういう反応する人なんだってわかるわけだし。”とか、

“誰も信用しないのは簡単なことだけど、それは悲しい人生だと思います。この前の日曜日に曲を書いていて、友達について、人を信用するのが怖くなる気持ちを書いていたんだけど、たどり着いた結論は「疑いはいつまでも残り、だから人を信用することに意味がある」ってこと。疑いがなくて、誰でも信用することが普通だったら意味はない。そこに疑いがあるから、私は人を信じるんだろうなって。だから疑念とか疑問てかを持つのは悪いことだけではないと思う。なぜなら、疑いは、人を特別に信用することを可能にさせるから”とか、

“たぶん、周りのものにすぐ抵抗感を覚えちゃう人って、反対に周りからも抵抗されてるんじゃないかと思う。”とか、

ミュージシャンは普通の人が麻痺していいことや、麻痺したほうが健康なことを、麻痺せずに続けなくちゃいけないことが仕事なんじゃないのかな。”などなどかなりパンチされた気分でした。


これを読んで改めて宇多田ヒカルは強いなと感じました。

やっぱりカッコイイ!!
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