続編とまとめて買いました。
本書では、著者が体験した大陸での戦争から航空母艦「赤城」乗組み、ミッドウェー海戦を経て米戦艦ミズーリ艦上での降伏文書の調印式までが書かれています。
報道班員による手記を読むのは吉田一氏の『サムライ零戦記者』に続いて二冊目ですが、吉田氏のものは陸上基地航空隊のものだったので、空母乗組みの記者のものは本書がはじめてです。
本書を読んで驚いたのは、空母の中についての描写があったことです。いままでは写真などで外観や上空から見た空母は知っていましたが、中の様子は知りませんでした。
長期の作戦(航海)に耐えるためにはいろいろな設備が必要で、著者の「まるで一つの街みたい」(148ページより引用)だということを知りました。
もちろん海戦の描写もすばらしく、さすがにその場にいた人の記録だと感心しました(この点ではフィクションはかなわないですね)。
先に、私は続編とまとめて買ったと書きましたが、続編と本書はかなり内容がかぶっているので注意が必要だということを特記しておきます。