この「炎の月」が始まって以来、スピード感が増し、読み始めると最後まで中断できないくらいである。
ジェニーシリーズ自体が長く連載されている作品なので、キャラの把握が一苦労。そのくせ、キャラの抹殺も早かったりして。
4巻は、ジェニーの息子、フューチャーの救出を描いたもの。インフルエンザが猛威をふるう、中央アジア平原から生還できるのか。
シャム双生児として生まれ、心臓移植をして生き延びたというフューチャーのハンディが、どれほど母親ジェニーの負い目であったか。
また、そのハンディを自覚しながらも、自分の生きる道を探る、フューチャーの成長。自分の手から旅立とうとする息子を前に、父ナシオの心情に似た感情に気づくジェニー。
次の展開がまた楽しみ。