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災園 (光文社文庫)
 
 

災園 (光文社文庫) [文庫]

三津田 信三
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幼くして養父母を亡くした奈津江は、実姉と名乗る祭深咲に伴われ、実父が経営する施設“祭園”に引き取られた。そこに暮らす訳ありの少年少女たち。廃屋と化した“廻り家”と呼ばれる奇怪な祈祷所。得体の知れない何かが棲む黒い森…。奈津江の出生の秘密が明かされるとき、惨劇は幕を開ける―。閉鎖空間に渦巻く怪異と謎を描く、“家”シリーズ三部作最終章。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三津田 信三
編集者を経て、2001年に『ホラー作家の棲む家』でデビュー。本格ミステリーとホラーを融合させた独自の作風で、着実にファン層を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 429ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/9/9)
  • ISBN-10: 4334748384
  • ISBN-13: 978-4334748388
  • 発売日: 2010/9/9
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 58,416位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本作は「禍家」「凶宅」につづく、「家」シリーズ三作目であります。

そんなに長くないので、さくさくと読み進めることが出来ます。
本作が前二作とは異なっているところは、
(1) 主人公が「女の子」に変わったこと
(2) 舞台装置が「家」から少し離れ、特殊な建築物となったこと
などがあり前二作とはまた異なった気持ちで読み進めることになります。

「〜の如き」シリーズとは違い、「家」シリーズはミステリ寄りのホラーといった雰囲気が濃い作品群です。
ホラーの抱える訳のわからない恐怖、非論理性とミステリに求められる論理的整合性は互いに相容れないようにも思いますが、
相変わらずの安定したクオリティで一気に読ませてくれます。

真相がよみやすいのがやや難か・・・と思いましたが、それはそれ。
シリーズの「味」とも言える、シリーズを支える「安定感」の一部と思えばそれも一興です。

「禍家」「凶宅」と買ってきた方は是非シリーズ最終作という意味でもおすすめします。
これが初めてという方は、(特に問題はないですが)、3作目の本作から読むよりは、1作目から順に読むことをどちらかといえばオススメします。

((追記))
氏が明言していなかったため、「最終作」→「三作目」と書き改めました。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
…と作者に声をかけたい。勿論楽しく怖く読み終えましたが、やっぱり作者にこう言いたい。 もっと本気だせえ。

出だしは面白くて、どうなるかと思って読み始めたら、途中長々とお化け屋敷探訪があって、取って付けたようなラストがあってハイおしまい、って感じ。 ホラー部分もミステリ部分もあっただろ、何が悪い?作者からそう言われている様だ…。

複雑な間取りを最大限に活かして起きる怪異、妙な名前、長々続く擬音混みのオカルト描写、この辺はもう「よっ、三津田節」で許してるんだけど。
主人公の○○が○○だなんて、皆想像ついてたんじゃないのか。

不遜を承知でもう一度書きます。あんたはもっと書ける人なんだよ!!

…このシリーズでは、禍家が1番好きでした。

…三津田作品を他に読んでなかったら、「怖かったー、面白かったー(^^)」 と好意的に評価していたと思います…。
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「禍家」「凶宅」に続く“家”シリーズ三作目にして、おそらく最終章
杉江松恋氏の解説にもありますが、このシリーズは物語の骨子が類似している
ただ、パーツが入れ替わっているので三作とも非常に楽しめた
おおざっぱにいえば、主人公の子供達が怪奇現象に襲われるといった内容です
そして、怪奇現象の起きる原因や法則を理論的に探る
ミステリ的な手法で怪奇現象に対応する姿勢が非常におもしろい
また、怪奇現象が日本の土着的なものであるのも個人的には好みだ

本著は、シリーズ最大のボリュームで登場人物も多く読み応えが一番あった
更にいえば、「家」の仕様も特別で、むしろ「館」といった趣だった
その為、ミステリの雰囲気もより濃く味わえた
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