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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
★傑作!,
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レビュー対象商品: 火車 (新潮文庫) (文庫)
レベル7が面白かったので読みました。本格ミステリはあまり読んだことが無いですが、この本はそれらとは一線を画した傑作だと思います。寝るのも忘れて一気に読んでしまいました。 読み進めていくにつれて最期はどうなるんだろうと思い、最後の方はページをめくるのがもったいない本というのは中々めぐり会えない。そしてあのラスト、強烈な印象が今も残っています。 小説家ってすごいな、と思わせる本です。
37 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「社会派ミステリー」の傑作,
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レビュー対象商品: 火車 (新潮文庫) (文庫)
社会派ミステリには2つの要素がある。一つは純粋にミステリとしての謎解きの面白さ。 そしてもう一つは社会の影を映し出す鏡の役割。 宮部みゆきはこの二つの要素を兼ね備えた秀作を 世に多く送り出してきている現代を代表する作家だが、 僕は彼女の作品の中でも「火車」が一番だと思っている。 物語は一人の女性の謎めいた失踪から始まる。 そしてそれを追う主人公は彼女の過去を探るうちに、 一つの信じられないような真実に辿り着く。 カード破産、戸籍、家族の形・・・ いくつものテーマが織り込まれながら、 謎解きに向かって進むストーリー。 必読の一言に尽きる。
53 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
哀しい名作,
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レビュー対象商品: 火車 (新潮文庫) (文庫)
哀しい名作。休職中の刑事が、親戚の若者から頼まれたのは、失踪した婚約者を探すことだった。苦労して婚約者の知り合いを見つけ出して話を聞き、最後に写真を見せると…「別人です。あなたは別人の話をしている」。もはやただの失踪事件ではなくなっていた… カードやサラ金地獄を背景に描かれる、現代の人間の悲劇。 読み終った時、言葉に出来ない割り切れなさを感じた。哀しいようないらだち。それは何だったのか。 本当に悪いのは、罪を犯した犯人ではなく、その人を犯罪へと追い込んだものたち。しかし裁かれるのはいつもその人だけで、犯罪へと追い込んだものたちは、その後も、何も変わらずに続いていく。 一体、誰が彼女を責められるのか。誰も彼女を救えなかったのに。 ちょっと冗舌なのが気になったが、おすすめです。
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