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火目の巫女 (電撃文庫)
 
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火目の巫女 (電撃文庫) [文庫]

杉井 光 , かわぎし けいたろう
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

その国は化生と呼ばれる異形の怪物たちに脅かされ、人は化生を討つ弓・火渡を授かるただ一人の“火目”の存在により彼らに対抗していた。火目候補“御明かし”たちが集う宮中の火垂苑。化生に村を焼かれた伊月、どこか謎めいた盲目の佳乃、無邪気で才能あふれる常和。三人は時に諍い、時に助け合いながら火目を目指す。火垂苑からの脱走、化生との遭遇と戦い―。様々な出来事を通じ三人は絆を深めていく。折しも世には化生が跋扈し当代の火目の衰えが囁かれる。時を同じくして、伊月は自分たち御明かしと化生との奇妙な共通点を見出すが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作登場。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

杉井 光
1978年、東京生まれ。『火目の巫女』で、第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 325ページ
  • 出版社: メディアワークス (2006/02)
  • ISBN-10: 4840233039
  • ISBN-13: 978-4840233033
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 久しぶりに今後楽しみな新人さんです。, 2006/3/20
レビュー対象商品: 火目の巫女 (電撃文庫) (文庫)
最近ライトノベルで、新人さんを読んでもピンとくるような作品がなかったのですが、この作品は違いました。

まずこの作品は、才能ある仲間を羨み、反発し、自分の才能の限界を認めるという、通常の物語だと脇を固めるキャラクターにありがちなシチュエーションを、あえて主人公に持ってきているところが面白いと感じました。

そして、明かされる真実は人によっては退くかもしれないほど容赦のないもので、物語に厚みを加えています。

惜しむらくは主人公を含め、キャラクターの心理描写が少し薄かったことでしょうか。

何はともあれ、次回作も是非手にとってみたいと思える新人さんなので、今後の活躍が楽しみです。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 今後に期待, 2006/3/11
レビュー対象商品: 火目の巫女 (電撃文庫) (文庫)
「良い意味でも悪い意味でも、電撃らしくない」という帯の橋本紡の言葉がこの作品を非常にうまく説明していると思う。

元気印、幼女、黒髪清楚の三人巫女姿に萌える作品かと思いきや、

作者自ら意図的ともとれるような形でそれを崩してあったり、

反面、文章や言語感覚が研ぎ澄まされており、

淡泊で短い文にも情景や心情がすっと浮かび上がってくる技術は、

これがデビュー作とは思えない技術的なレベルの高さだと思う。

電撃やライトノベルという枠に収まりきらずに羽ばたいていくか、

マーケットを掴みきれないような格好でしぼんでいくか、

次回作以降に希代と興味が持てる作家だと思った。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 3巻で終わったのが本当に惜しい作品…。, 2011/6/3
レビュー対象商品: 火目の巫女 (電撃文庫) (文庫)
ライトノベルとしては異色の部類に入る作品です。
萌えではなく燃え。ご都合主義は一切なく、ヒロイン級の人物ですら死にます。
でもだからこそ、私としては大変面白かった。
1巻のラストで明かされる火目の真実を知った時は鳥肌が立ちました。

「――だから、こんな都は灰になればいいのです」

あるキャラのセリフですが、個人的最も共感できた人物です。
2,3巻でも活躍するしねっ!

そしてもう一人。不死の体を持つ帝も大好きなキャラです。
国を守る為に少数の犠牲を選ばざるを得なかった苦悩が、死を渇望するこころが、意味深なセリフが…もうグッときます!

惜しむらくは、続編が出るような繋ぎのまま3巻で打ち止めになったこと。
著者の作品ではコレが一番好きなのにな〜><

興味を引きそうな範囲で各巻の概要を書きます。以下、勘の鋭い人には微ネタばれかも。

●1巻……火目を目指す3人の御明かしを中心に、火目の真実を知るまでの話。
●2巻……火目の代替わりが終わった後。先代火目が謎の化生堕ちを遂げ、その真実を探る話。
●3巻……火目に宿るとされる火乃神が地上に降りようとしたことによって起こった異変を鎮めようとする話。

どの巻も甲乙付けがたい面白さでした。
共通していたテーマが、小を犠牲にして大を生かすことは正しいのか? という命題ですね。
もし犠牲になる人が自分の大切な人だったら?
反対に犠牲を強いる人の想いに共感してしまったら?

あなたならどうしますか?

『総評』
ダークで燃えな展開が好きな人は読んで損なし!
ハッピーエンド至上主義者は回れ右!

あと、あとがきが面白いです(笑) 作者の赤貧っぷりがww
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