内容紹介
【殺人迷路】
東新宿署の管内で、保母、タクシー運転手、暴走族のリーダーがたて続けに殺された。本庁警部の里見令子(黒木瞳)は、実父で所轄の刑事・船形吾一(川谷拓三)と捜査を開始。一見全く無関係と思われた3つの事件現場に、犯人と共に動物のリスがいたことを突き止めた。吾一らはまもなく、2ヶ月前、急な腹痛を訴えて死亡した1人の保育園児がリスを飼っていたことを突き止め、その父親・塚本幸弘(小倉一郎)に注目する。
【尽くす女】原作:夏樹静子
老人介護のボランティアをしている遠藤初江(伊藤蘭)は、担当している渡要次(三谷昇)が末期ガンだと知り、渡と同じ年配の夫・遠藤弘市(北村総一朗)の抹殺を計画した。やがて、渡が病死。遠藤を殺した初江は、渡の死亡診断書を巧みに使って、2つの死体の処理に成功。ところが、このトリックに気付いた看護婦が初江を脅し、殺人の依頼をしていた。初江は殺す相手が車椅子の男と知り、躊躇して・・・。
【女検事霞夕子「青い指」】原作:夏樹静子
新婚の歯科医が何者かに殺された。現場の指紋は消されていたが、拭き忘れたと見られる親指の指紋を鑑識が採取した。まもなく、被害者に恨みを抱く男の自殺死体が発見され、その指紋が殺人現場にあったものと一致。事件は一件落着かと思われた。だが、女検事・霞夕子(桃井かおり)は、自殺死体に付いた妙な臭いに注目した。
【月のかたち】
15年前に発生した強盗殺人事件の時効があと1ヶ月に迫る中、所轄の刑事・谷(大杉漣)は、郊外で白骨死体と共に発見された女物の結婚指輪に着目した。その指輪は、当時、2人組の犯人に拉致され、5日後に解放された筒井杏子(大竹しのぶ)のものに間違いなかったからだ。まもなく、白骨死体の身元が割れ、その方割れが中上(内野聖陽)という男と分かった。だが、杏子の周辺を監視した谷らは、杏子がなぜか中上を逃がそうとするのを目撃して・・・。
【共犯】
初めてテレビ番組を担当することになった料理研究家の三橋杏子(高島礼子)が、ひょんな事からせまってきた自分の亡母の愛人を刺殺。犯行が発覚することを恐れた杏子は、証拠隠滅を図って現場から逃走する。ところが程なく、犯行を目撃したという男から杏子に、口止め料を請求する電話がかかる。男の“証拠がある”との話に、杏子は驚愕。だが、杏子が会った男は、偶然チンピラに襲われ、記憶喪失になっていって・・・。
【キャスト】
「殺人迷路」:黒木瞳、川谷拓三、梨本謙次郎 ほか
「尽くす女」:伊藤蘭、北村総一朗、三谷昇 ほか
「女検事 霞夕子-青い指-」桃井かおり、内藤剛志、蜷川有紀 ほか
「月のかたち」:大竹しのぶ、内野聖陽、大杉漣 ほか
「共犯」:高島礼子、石黒賢、益岡徹 ほか
【収録時間】
「殺人迷路」:96分、「尽くす女」:96分、「青い指」:93分、「月のかたち」:97分、「共犯」:96分
著作権表示 (c)ユニオン映画
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
81年9月から2005年9月まで日本テレビ系で放映されていた「火曜サスペンス劇場」の傑作選BOX第1弾。桃井かおり演じる検事・霞夕子が、新婚の歯科医殺人の謎に迫る「女検事霞夕子-青い指-」をはじめ、「殺人迷路」ほか、全5話を収録。