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ひとつひとつのお話も、その語り手の個性とあいまって全てパターンが違っており新鮮です。
ミス・マープルが事件の真相を当てていきます。
「セント・メアリ・ミードのような村に長年暮らしてまいりますと、
人間というものが少しは見えてきましてねえ」と語りながら。
可愛いおばあさんミス・マープルの13の短編で作られた
「火曜クラブ」は、
小学3年生の時に児童書で読んで以来
私の大好きな推理小説です。
部屋に座って安楽椅子に座ったまま、話だけで犯人を当て、
しかも、古風で、愛嬌のある風貌の老婦人。
「わたしがあなたなら、やりませんね」と
必要ならば的確なアドバイスもしてくれる魅力的な
おばあちゃんが探偵役。
私の1番好きなお話は「舗道の血痕」
女流画家の
「舗道のうえ血がしたたっていたのに、消えてしまった」
怪談のような話を合理的に解決してしまう様は
さすがです。
今回クリスティー文庫として、訳文も新しくなったと知り
買い求め改めて、楽しませてもらいました。
何回読んでも面白い短編集です。
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