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火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)
 
 

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114) [文庫]

レイ・ブラッドベリ , 小笠原 豊樹
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

The classic work that transformed Ray Bradbury into a household name. Written in the age of the atom when America and Europe optimisitcally viewed the discovery of life on Mars as inevitable, Bradbury's 1940s short stories of a brutal, stark and unforgiving martian landscape were as shocking and visionary as they were insightful. 'The Martian Chronicles' tells the story of humanity's repeated attempts to colonize the red planet. The first men were few. Most succumbed to a disease they called the Great Loneliness when they saw their home planet dwindle to the size of a pin dot. Those few that survived found no welcome. The shape-changing Martians thought they were native lunatics and duly locked them up. More rockets arrived from Earth, piercing the hallucinations projected by the Martians. People brought their old prejudices with them -- and their desires and fantasies, tainted dreams. These were soon inhabited by the strange native beings, with their caged flowers and birds of flame. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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From "Rocket Summer" to "The Million-Year Picnic," Ray Bradbury's stories of the colonization of Mars form an eerie mesh of past and future. Written in the 1940s, the chronicles drip with nostalgic atmosphere--shady porches with tinkling pitchers of lemonade, grandfather clocks, chintz-covered sofas. But longing for this comfortable past proves dangerous in every way to Bradbury's characters--the golden-eyed Martians as well as the humans. Starting in the far-flung future of 1999, expedition after expedition leaves Earth to investigate Mars. The Martians guard their mysteries well, but they are decimated by the diseases that arrive with the rockets. Colonists appear, most with ideas no more lofty than starting a hot-dog stand, and with no respect for the culture they've displaced.

Bradbury's quiet exploration of a future that looks so much like the past is sprinkled with lighter material. In "The Silent Towns," the last man on Mars hears the phone ring and ends up on a comical blind date. But in most of these stories, Bradbury holds up a mirror to humanity that reflects a shameful treatment of "the other," yielding, time after time, a harvest of loneliness and isolation. Yet the collection ends with hope for renewal, as a colonist family turns away from the demise of the Earth towards a new future on Mars. Bradbury is a master fantasist and The Martian Chronicles are an unforgettable work of art. --Blaise Selby
--このテキストは、 カセット 版に関連付けられています。


登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 早川書房 (1976/3/14)
  • ISBN-10: 4150401144
  • ISBN-13: 978-4150401146
  • 発売日: 1976/3/14
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 228,931位 (本のベストセラーを見る)
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One minute it was Ohio winter, with doors closed, windows locked, the panes blind with frost, icicles fringing every roof, children skiing on slopes, housewives lumbering like great black bears in their furs along the icy streets. 最初のページを読む
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 「1999年1月 ロケットの夏」から「2026年10月 百万年ピクニック」まで、火星を主題にした26の短篇が収められたオムニバス作品集。ブラッドベリにはほかにも素敵な短篇がいくつもあるけれど、たった一冊だけと言われたら、わたしはこれを持ってきます。短篇の粒が揃っていますしね、きらきらと輝く詩情の美しさ、みずみずしさ、透明感がもうほんとに綺麗。ダークなムードの作品もありますが、それもひっくるめてその宝石のような幻想の煌めきにうっとりさせられてしまうのです。

 どの短篇も素晴らしいなかで、格別のテイストに酔っぱらっちまった作品を三つだけ選ぶとしたら、「夜の邂逅」「イラ」「第二のアッシャー邸」でしょうか。殊に「夜の邂逅」は珠玉の名品。サンリオSF文庫のブラッドベリ短篇集『万華鏡』で初めて読んだのですが、胸がいっぱいになりましたねぇ。数あるコンタクトもののなかでも、まず最高級の作品でしょう。

 小笠原豊樹氏の訳文も、「名訳とはこういうのを言うのだろう」てなくらい見事なもの。素晴らしい読みごたえを堪能させられた一冊。
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37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ファンタジーというジャンルでドラゴンが愛されるように、SFというジャンルでは火星が愛されている――そう聞けば、いかにもそうだと思うお人が多いでしょう。それほど、その種のイマージュは氾濫しているようです。ですから『火星年代記』という素っ気ないタイトルだけ見れば、「またお決まりの火星ものか」という感慨をいだくお人も少なくないと思うのです。
けれどもちょっと待って欲しい。これは火星人が地球に来襲してくる猟奇的な物語ではないのです。
これは、火星移民の話。
形としては、たくさんの短篇をつないだ連作形式になると思います。個々の短篇はときに詩のようだったり、ときに風刺劇のようだったりして、実に変化に富んでいます。

文量的にいったら「二〇〇一年八月 移住者たち!!」のあたりはとても少ないのですが、読んだときに胸に広がるイマージュはただごとではありません。というのも、ロケットが発射される前にたいていの人が気分が悪くなるそうですが、その病気は「さみしさ」と呼ばれたのですって。

さみしさ――わたしたちはいつでも、広大な宇宙のただ中にひとりぼっちで立っていることを、そういう言葉が思い出させてくれると思うのです。そういうのって普段は忘れているようなことですが、本当は決して忘れてはいけなかったことなんじゃないかと思うのですよ。

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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
故郷に帰ろう 2007/11/14
形式:文庫
「われらはもはやさまようまい こんなにおそい夜の中
心は今なお愛に満ち 月は今でも明るいが」(本文より)

火星年代記の火星人は侵略しない。
彼らはむしろ侵略され、人間の鏡であり、ある種の理想でもある。

火星へ行く、新しい土地へ行く話のはずなのに、なぜか感じるのは「故郷」「帰る場所」への人間の心だった。
帰る場所、それはいとしい人間の腕の中だったり、思い出の中の生まれ故郷だったりする。
たとえ別の場所にいっても、人は自分の居場所を捨てきれないのだな、としみじみ思う。

人間は、美しい火星を、地球らしく(この場合はアメリカらしく)する。
また、死んでしまったはずの人間を、わかっているはずなのにそれでも望んでしまう。
しかしそんな人間たちの愛すべき愚かしさを、冷笑するのではなく、火星人を通してせつなく描いているところは、まさにブラッドベリ。

「月は今でも明るいが」「夜の邂逅」「第2のアッシャー邸」が、小話として気に入った作品。
いいSFである。
宇宙へのロマンと、人間への愛情に満ちた目、美しい文章。
ヒューマニズムに過ぎるという批判があって当然だが、それでも価値があるように思う。
せつなさが、しんしんと浸みてくる良作。
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最近のカスタマーレビュー
詩情あふれる SF の傑作
小笠原豊樹氏の和訳も立派であるが、これはやはり原書で読みたい。SF の体裁をとりながら、やはり叙事詩だからである。

時代は... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: obiwan3
常に「少しの恐怖」が根底に流れている
これは、私が子供のころにTVでやってたSF。なので、私はTVの映像作品の方が馴染みがあります。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: mao
星新一好きの人に
爆笑問題の太田さんが進めていたのを、なんとなく思い出して購入。一気に読んでしまいました。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: ザ・まる
奇跡的にあふれる情感
 およそ空想科学小説と名のつくもので、これほど叙事詩的な魅力をそなえた作品が他にあるのだろうか。伝統的なSFのアイデアを... 続きを読む
投稿日: 2010/5/27 投稿者: Martha Argerich
レイ・ブラッドベリの最高傑作
ブラッドベリといえば、「華氏451度」を思い浮かべるかもしれないが、面白さではこちらが断然上。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/11 投稿者: スナフキン
星新一の源流を見る
年代記だが、短編集。
星新一のSF作品への影響が強いと思われる。
シュールで面白い。
投稿日: 2009/12/15 投稿者: たけちゃん
ただ美しい、一つの作品
... 続きを読む
投稿日: 2009/11/29 投稿者: 白魚
人間の宿命を叙情的に描きあげた傑作SF
... 続きを読む
投稿日: 2008/10/1 投稿者: Krokodil Gena
示唆に富んだ作品
... 続きを読む
投稿日: 2008/9/6 投稿者: ホレイシア
心に染みる警世の書。
本書のテーマを一言で言えば、《科学の発達による、人間の精神的荒廃への警告》という所だろう。若い頃は古臭い作品だと思っていたのだが、今読むと、ブラッドベリの警告の正... 続きを読む
投稿日: 2008/2/23 投稿者: 新谷広規(詩人・歌人・面白研究家・サラリーマン)。
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