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火怨―北の燿星アテルイ〈上〉
 
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火怨―北の燿星アテルイ〈上〉 [単行本]

高橋 克彦
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)

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第34回(2000年) 吉川英治文学賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

最強の将は東北にいた。
8世紀、黄金を求めて押し寄せる朝廷の大軍を相手に、蝦夷の若きリーダー・アテルイは遊撃戦を展開した。

得体の知れない蝦夷と蔑まれながらも、陸奥の民は東北の地で平和に暮らしていた。だが8世紀、金の産出や伊治鮮麻呂(いじのあざまろ)の反乱をきっかけに、朝廷の陸奥支配は本格化する。圧倒的な戦力を誇る朝廷軍に対し、18歳の将・アテルイが立ち上がる。すべての蝦夷の期待を背負って……。


登録情報

  • 単行本: 440ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/10)
  • ISBN-10: 4062098482
  • ISBN-13: 978-4062098489
  • 発売日: 1999/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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35 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
学校の教科書では、ただ「坂上田村麻呂が蝦夷を平定した」という程度しか記述されていなかったできごとを、まったく逆の立場、すなわち「平定」された蝦夷(えみし)の側から描いた作品。蝦夷の若きリーダー、アテルイとその仲間たちが、強大な中央の朝廷軍に一歩も引かず、蝦夷の誇りと自由のために戦う物語である。

 まず、蝦夷の側から描ききった作者の視点に共感を覚えた。中央ではなく地方、差別する側ではなく、される側の視点にたって書かれているという点である。読みすすむうちに、中央権力の理不尽さと蝦夷への共感で胸がいっぱいになる。作者の筆力にぐいぐい引き込まれていくのだ。

 この本が、感動的なのは、アテルイらの生き方だろう。人は「個」として生き死んでいくのではない、「類」として、アテルイのように蝦夷のために生き死んでいくことこそ本望ではないか・・というメッセージが込められているように思えてならない。アテルイは結局命を落とすことになるが、彼の志や誇りは、彼の死後も、歴史に生きる多くの蝦夷の心の中に生きつづける・・・。作者の筆は、人は、こんな風に、自己を超えたもののために生きることのできる、崇高なものなのだと力強く訴えてくる。
 現代の私たちは、こうしたロマンに満ちた人生観を久しく忘れてきた。だからこそ、胸を揺さぶられるのだと思う。

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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本には感動した。大作であり、名作。一度読み始めると、息を呑むようなダイナミックなストーリーの展開にぐいぐいと引き込まれていった。奈良、平安時代の物語なので、まったりした物語の内容かと勝手に想像していたが、全然違う。極めて壮大な歴史小説。三国志をも連想させた。

それにしても、朝廷の陸奥征伐に立ち向かう蝦夷武者の思いは読む者の胸を熱くする。感動せずしていられない。
これまでの歴史の勉強では、朝廷の立場から蝦夷征伐を見るように学んでいたが、この本を読んで、蝦夷の視点から歴史を見ることが出来るようになったのも幸いである。

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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
泣きました。 2001/10/12
By samon
形式:単行本
人間、友情、誇り等、考えさせられました。
教科書上 でしか知らなかった、坂上田村麻呂が血の通った人間で何を考え苦悩し行動したか、教科書には出てこない英雄、亜弖流為(アテルイ)の魂を感じさせてくれました。
泣けます。
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投稿日: 11か月前 投稿者: アフリカヌス
東北魂のルーツ!!!
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投稿日: 12か月前 投稿者: えもん
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投稿日: 2009/6/27 投稿者: BBB
フィクション
小説なので、フィクションなのは当たり前ですが、つくり過ぎている気がします。アテルイのことはほとんど分かっていないので、できれば、アテルイをモデルとしながらも別名の... 続きを読む
投稿日: 2009/6/27 投稿者: yodo
火怨 アテルイ
時代物は苦手意識があって避けていたのですが、ひょんなことからこの「火怨」を読むことに。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/5 投稿者: はる
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