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ホタルの光と人の命を重ね合わせた趣向もうまいが、ドロップ飴の缶といったアイテムの使い方も憎いくらいにすばらしい。しかし、そのあまりのリアルで冷徹な描写の数々に、もはや涙を越えて拒否反応すら示す観客も続出。なにせ初公開時の同時上映が『となりのトトロ』だっただけに、どちらを先に観るかで個々の評価が大いに異なってしまうほどだった。いわゆる声優を用いない高畑映画独自のキャスティングも、この作品あたりから定着していくことになる。(的田也寸志)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一度は見ておきたい映画,
By 和子 (関東) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 火垂(ほた)るの墓 [DVD] (DVD)
戦争で突然両親を失った兄妹が、生きることの厳しさも世間の厳しさも知らないままに、たった二人でいかにして生きようとしたのか、そしてそれがいかに困難であったのかという容赦ない現実を、ありのままに描いた作品。泣かせようとか感動させようとかいう下品さはありません。一度は見てもらいたい名作です。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
いろんな見方があります,
By 緑の光線 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 火垂(ほた)るの墓 [DVD] (DVD)
この作品が戦争を絡めた物語であることは間違いありません。しかし、映画は映画であって、史実、現実とは違います。原作自体もフィクションですし(敢えて言います)、文学として書かれています。それはこの作品だけに限ったことではありません。いずれにしても、一歩引いて見る必要があると思います。主人公の清太は、広い意味では戦争で亡くなった訳ですが、「戦争の齎した悲劇」と短絡的に考えるのではなく、人間ドラマと考えるべきでしょう。何かと批判の多い叔母さんも同じです。彼女の態度は、必ずしも「戦争のせい」とは言い切れないです。ここにも現在でも通用する人間ドラマがあると思います。勿論、プロローグ等、直接的に戦争の惨たらしさを描いている場面はありますが。叔母さんの態度は、戦争云々もあるけれど、どちらかと言えば嫉妬ですね。勿論一概には責められないです。現在でも、大なり小なりあの程度の経験は誰しもあるのでは、と思います。それから、少年・清太ですが、彼は、後に自分の行動が浅はかであったことを悔いているのですね(ココをきっちり描いているところがいいところだと思います)。叔母の元へ帰るように村の人に促されるのですが…「帰れない」んですね。命に関わることだから(妹の命も)、「帰るべき」なのです。高畑監督は、清太の行動を肯定していない、と思います。保護者を失った子どもがどうなるのか、負の部分をクローズアップさせているんですね。映画を観る場合、何も主人公に共感する必要はない、と思います。
5つ星のうち 5.0
Beautiful!,
By
レビュー対象商品: 火垂(ほた)るの墓 [DVD] (DVD)
A must have since the quality of the Japanese edition is far superior than that of the American special edition. Top!
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