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火と水と木の詩―私はなぜ建築家になったか
 
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火と水と木の詩―私はなぜ建築家になったか [大型本]

吉村 順三
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本を代表する建築家が、自らの建築哲学を語り尽した幻の講演録、ついに刊行!住宅の名作・自邸「南台の家」の撮下ろし写真も収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉村 順三
1908年(明治41年)9月7日、東京市本所区緑町の呉服店に生まれる。26年東京府立第三中学校(現都立両国高校)卒業後、東京美術学校(現東京藝術大学)建築科へ。在学中からレーモンド建築設計事務所で働き始める。41年吉村設計事務所開設。56年国際文化会館の共同設計で日本建築学会賞受賞。62年東京藝術大学建築科教授に就任。75年奈良国立博物館で日本藝術院賞受賞。89年八ヶ岳高原音楽堂で毎日芸術賞受賞。94年文化功労者。97年4月11日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 大型本: 125ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/11)
  • ISBN-10: 4103130717
  • ISBN-13: 978-4103130710
  • 発売日: 2008/11
  • 商品の寸法: 21 x 18 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:大型本
本人はどう思っているのか微妙だが)住宅作家としても高名な吉村順三→宮脇檀へと繋がる系譜、いいですね。今年の締めとしては持ってこいのネタ?

身近な住宅を中心に扱っているだけあって、同じ土俵で考えられるのが非常にわかりやすい。

著者の建築に対する想いは、「自分の好きな居心地の良いスペースをつくりたい」という言葉に表れており、その作品からも、奇抜なデザインよりも心地よい空間性への志向が感じられる。

「建築は人間の精神安定剤」と建築を語り、その基本は住宅にあるとし、「家の造形というものは、人間の精神的な面に対する影響が大きい」と住宅設計の重要性を強調する。その設計過程で一番大切なものとして「火・光・空気・音・植物」を挙げている点もなかなかユニーク。

特に著者はよく燃えるが煙の出ない暖炉の設計でも定評があり、そのコツを「火の身になって自分が火だと思って設計すれば絶対燃える」と言い切る。ちょうど今設計中の別荘で暖炉を設置する計画があるので、よく見習わねばと思う・・・

また建築が直面する現実的問題にも触れており、特に建築家の仕事は、「人間を扱う」本質的な仕事であるにもかかわらず社会的・金銭的には恵まれないが、創作の喜びが与えられているとする。まあ、簡潔に言うと、好きでないとやってられない仕事に違いないというのは大賛成。

最後に、これからの日本の建築家のあり方について、「日本の気持ちから出たものをつくるべき。つまり、簡素でありながら美しいものを考える。」ことが必要だと締める。

建築設計の中でも、住宅設計というのはやはり特殊だと実感しながら読み終える。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:大型本
最近の建築は住宅にしろ、オフィスビルにしろ、設計図以上のプラスαを感じられない。無味乾燥のきれいな空間のただそれだけの箱もので、そこには人の気配はないのだ。
この人の設計による建築物は人の気配を感じさせ、生活の匂いがすると思う。現代人にとって、それは魅力的に感じないのだろうか?
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形式:大型本
近代建築家として著名な吉村氏の自宅写真を掲載し、彼の建築家としての姿勢を知るのに役立ちました。建築にとって何が大事か、デザインとは何かを改めさせられます。この巨匠に師事された方々も、吉村イズムを継承していって欲しいと願います。
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