東大英語のリーディングに特化した本。要約・段落整序・和訳・長文読解を扱ってます。
東大英語を分野別で扱った本というのは今まであんまりなかったので、その点は評価します。
ただ、設問の解説はあるんですが、英文自体の解説がまったくないんですよね。
ある程度はつけて欲しかった。
それと、問題文の質があんまりよくないような気がしました。特に長文読解。
どっかの小説やエッセイからの引用ではなく、たぶんこの本のために誰かが0から書いたのでしょう。
そのため、話に深みがない、というのが正直な感想です。
東大の過去問は1971年のから全部目を通してますが、どれも英文自体興味深いんです。
各予備校から出てる、東大模試の過去問を先にやるべきだと思います。問題・解説等はそちらのほうが優れてます。
それでも、時間余った人がやってみては?と思います。
ただ「東大の英語25ヵ年」もあるのでこの本の出番はないでしょうね。
値段が高いのもネックですね><
あと、1つ疑問が。最後のページ見ると書いてますが、英文はネイティブの方が、訳と解説は他の日本人が書いてるようですね。
じゃあ、キムタツ先生はどの部分を書かれたのですか?
キムタツ先生の本は高評価ですが、なぜでしょうね。
どの本もそんなに良い本とは思えません。
皆さん「灘高」のブランドにつられてるだけではないでしょうか?
もっと客観的に本と向き合うべきです。
「漢文法基礎」より引用。
「そこで考えた。どうしてこんなクフウのないタイクツな本が出るのか、と。で、原因がつかめた。著者の高校は東大進学者が多いので有名である。そこで出版社は、この高校になにやら秘術があるんではなかろうか、という受験生心理をとらえて著者に起用したのだろう。だから別にすぐれた力を持つ著者というわけではない。にもかかわらず、著者はトクトクとして説明している。それを読んでいるうちに、ああ、この人はクロウがたりないな、と思った。だいたい、その高校の生徒は、はじめから質の高いのを集めている。だから、教師が少々タイクツな公式的説明をしても、なんとかのみこんでしまう。楽なもんだ。というわけで、教師はデキの悪い生徒に教えるクフウというものをしなくなる。クロウが足らんわけである。そこの高校生は、先生が覚えなさい、と言えば、ハーイとすぐに覚えてしまう力がもともとあるのだ。そういう気楽なところで気楽に教えた結果にすぎない。」
別にこの本のことを言っているわけではないですけどね。