「ロボット学論集」なんてタイトルなので、一見、学術的な論文集に思って(論考や講演録、対談が載っているのは間違いないのだけど)とっつきにくい印象を与えてしまうのが残念。なぜなら、内容は全般的に読みやすいし、ロボットのことを考えるのに、そんな側面から迫っていく方法もあったのかと、知的好奇心を刺激される一冊だったからだ。
年代別になっているので、瀬名秀明さんがロボットを追ってきた様子がよくわかる。それに、法月綸太郎さんとの対談は眩暈がするほどディープ。ミステリファンならなんてことないのかもしれないけれど。
一時期でもAIBOにはまった経験がある人ならきっと、そういえばなんで今はあんまり盛り上がってないんだろ、ってことを振り返りながら読むこともできる。
知的好奇心を刺激されるので、中身のない薄っぺらい小説に飽き飽きだという
人におすすめ。