前半の特殊作戦群や諜報活動に関する詳細・緻密な描写(リアルかどうかは一般人にはどうでもいいですが)にはとても引き込まれました。優れたポリティカル・サスペンスと期待させるに十分な前振りでしたが、実際に作戦行動の描写になったとたん、「卒業試験」で隊員見習い(?)が簡単に北朝鮮の謀略(この謀略自体陳腐では?)を解き明かす重要情報を得たり、先遣の偵察部隊がこれまた簡単に核兵器の隠し場所を確認してしまうのは安易過ぎるのでは?
実行部隊も派手にドンパチやるわりに、作戦自体が「これが目的?」と感じさせるような内容でした。この中途半端さに日本の政治状況に対する皮肉が込められているのだろうが、何もこの程度でチームが玉砕しなくても・・。COといいzeroといい、綿密な取材に基づくリアル(っぽい)な状況設定等好感をもてますが、肝心のストーリーがpoorな気がします。「宣戦布告」以上の作品を期待します。