業界の慣習というのはいろいろある。ルールを破れば、罰則があるのも当然だ。けれどそのルールが間違ってたら? それでも従うのか。取材者というのは傍観者だ。だからこそ業界の外からの目線で、モノを見ることができる。いいこと、悪いことという二元論じゃなく、一般的に見てどうよ? という声を上げることは絶対に必要なことだと思う。
ボクシングにもさまざまなしがらみがあることを亀田問題で知ったが、なぜそういう問題が生まれたのかが読むとわかる。ボクシングは強い人が勝つという単純な世界ではなく、やはりおカネがものを言うらしい。そういうことは普通のスポーツ誌では書かれない。
こういう本がもっと出ることで、悪習というのは減ってくれることを願いたい。