商品の説明
激辛書評で知る 中国の政治・経済の虚実
急速な経済成長を遂げる一方で、共産党独裁体制を堅持する中国。この国の素顔を解き明かそうと試みる書籍や論文は多いが、長きにわたり中国研究に取り組んできた著者は、それらに偽りや誤謬が少なくないと論じる。「中国は実にとらえどころのない巨象であり、それゆえに虚像があふれている」と言い、日本社会の中国観に大きな影響を与えた書物の誤りを徹底的に究明する作業を通じ、中国の実像に迫る。
急速な経済成長を遂げる一方で、共産党独裁体制を堅持する中国。この国の素顔を解き明かそうと試みる書籍や論文は多いが、長きにわたり中国研究に取り組んできた著者は、それらに偽りや誤謬が少なくないと論じる。「中国は実にとらえどころのない巨象であり、それゆえに虚像があふれている」と言い、日本社会の中国観に大きな影響を与えた書物の誤りを徹底的に究明する作業を通じ、中国の実像に迫る。
2005年に出版され話題となった『マオ 誰も知らなかった毛沢東』については「三文小説」と一蹴し、同書の著者はもちろん、この本の内容を高く評価する書評を記したジャーナリストや大学教授の実名を挙げて、「虚偽宣伝にまんまと乗せられて、宣伝に努めている」と酷評を加える。著者の目から見て疑わしい記述に対する分析は徹底しており、批判の対象は、原文著者の取材の甘さから、邦訳版の翻訳者による誤訳・表記ミスにまで及ぶ。
そうした厳しい視点によって、江沢民氏や0小平氏、経済自由化路線のカギを握る人物である朱鎔基氏など、中国現代史のキーマンについて書かれた本を批判的に読み解いていく。同時に、中国ブームに乗じて深い取材を行うことなく書を出版し、無用な危機論を煽った言論人に対しては猛省を促す。
(日経ビジネス 2007/06/11 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社 / 著者からの内容紹介
ベストセラー『マオ 誰も知らなかった毛沢東』はどこがトンデモ本なのか?――我が国での無批判のヨイショぶり、思考停止の絶賛の嵐に、現代中国論の大家がついに怒りのこぶしを振り上げた。著者張戎らの強調する多数のインタビューは、どのように行われたのか?張作霖爆殺事件は本当にスターリンの仕業なのか?本書は激辛書評を通じて、中国の政治・経済の虚像と実像を決然と腑分けしてみせる。
そのほかの主なトピック――
・『中国を変えた男 江沢民』……江沢民は、なぜああも闇雲に反日姿勢を取らねばならなかったのか。江沢民弁公室の影がちらつく本書の読解から、その驚くべき真相が明らかに。
・「毛沢東はなぜ田中角栄に『楚辞集註』を贈ったのか」……日中国交回復期に、人々を悩ませた大いなる謎が、30年ぶりに今解かれる。推理小説を思わせるその論理と語り口。
・『天安門よ、世界に語れ』……ゴルバチョフに党の機密を暴露した趙紫陽は、第二次天安門事件の直前、学生たちの前に突然姿を現した。趙のこの行動の意味とは?
そのほかの主なトピック――
・『中国を変えた男 江沢民』……江沢民は、なぜああも闇雲に反日姿勢を取らねばならなかったのか。江沢民弁公室の影がちらつく本書の読解から、その驚くべき真相が明らかに。
・「毛沢東はなぜ田中角栄に『楚辞集註』を贈ったのか」……日中国交回復期に、人々を悩ませた大いなる謎が、30年ぶりに今解かれる。推理小説を思わせるその論理と語り口。
・『天安門よ、世界に語れ』……ゴルバチョフに党の機密を暴露した趙紫陽は、第二次天安門事件の直前、学生たちの前に突然姿を現した。趙のこの行動の意味とは?
内容(「BOOK」データベースより)
現代中国論の大家が居並ぶ専門家に喝!ベストセラー『マオ』はどこがダメなのか。炎の書評集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
矢吹 晋
1938年生まれ。横浜市立大学名誉教授。財団法人東洋文庫研究員、21世紀中国総研ディレクター、朝河貫一顕彰協会代表理事。専門は中国経済論、現代中国論、朝河学。東京大学経済学部卒業、東洋経済新報社、アジア経済研究所等を経て、横浜市立大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1938年生まれ。横浜市立大学名誉教授。財団法人東洋文庫研究員、21世紀中国総研ディレクター、朝河貫一顕彰協会代表理事。専門は中国経済論、現代中国論、朝河学。東京大学経済学部卒業、東洋経済新報社、アジア経済研究所等を経て、横浜市立大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)