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激変! 日本古代史 卑弥呼から平城京まで (朝日新書)
 
 

激変! 日本古代史 卑弥呼から平城京まで (朝日新書) [新書]

足立倫行
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商品の説明

内容紹介

古代史最大のミステリー、邪馬台国の姿が見えてきた! 卑弥呼、ヤマト王権、出雲王家、大化改新――その最新の疑問とは? 日本のルーツの謎を追って、古代史フリークの実力派ノンフィクション作家が東奔西走、徹底取材。考古学最前線をレポートする。

内容(「BOOK」データベースより)

古代史最大のミステリー・邪馬台国が、霧の中から姿を現す―!?古都に「卑弥呼の陵墓」を訪ね、吉備・出雲で墳丘墓を間近に見る。九州で「弥生人の声」に耳を傾け、上毛野では「軍馬の足音」を聞く。さらに、聖徳太子と大化改新の謎を追い、まさに東奔西走、南船北馬。ノンフィクション作家による考古学の最前線ルポ。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/10/13)
  • ISBN-10: 4022733616
  • ISBN-13: 978-4022733610
  • 発売日: 2010/10/13
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 八雲立つ VINE™ メンバー
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著者はノンフィクション作家とのことだが、本書を読んでの印象は、ジャーナリストによるレポートの感が強い。古代史のホット・スポットをめぐって考古学者や歴史学者を訪ね、遺跡を見学したレポート。現状を俯瞰するには便利だろう。

文章のテンポがよく、ポイントもよく突いている。さすがに達者だが、記述の内容はやや軽い。新書としても薄い(内容だけでなく厚さも)。このテーマで、この構成(話題の数)なら、少なくとも1.5倍くらいのボリュームが必要なのではなかろうか、と思った。内容的には、第6章「古代東国の中心地上毛野を行く」が他書にない情報を現地の研究者から聞き出していて出色。

大山誠一氏の説に多くを負うと著者自ら語っている。大山氏の説は鋭いが、フライング気味のところも多い(具体的には大山誠一『天孫降臨の夢』アマゾンレビューを参照)。門外漢を自称する本書の著者だけに、あやうい。この点、読者は心する必要があろう。

また、以上とは別に、一般論からしても、大山氏は文献学者であり、氏の仮説を「考古学の最前線」と突き合わせる必要がある。整合する点、しない点を整理して提示する、もっと明確な問題意識と視点があれば、と惜しまれる。

なお、古事記について偽書説が付きまとってきたが、現在では序のみが偽造されたとする三浦佑之氏の説が有力とある(p103)。古事記の序文を偽造されたものとする説は学界で相手にされていないことを当の三浦氏がさまざまなところで嘆いているのを著者は御存知ないのだろうか。

【追記2011.03】本書後半でレポートしている「伊勢神宮はいつ誕生したのか」については最近、ちくま新書から出た『伊勢神宮の謎を解く』が説得力のある新説を展開しています。この問題に関心のある方に熱くおススメです。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
丁寧な展開 2010/10/24
By これでいいのだ トップ500レビュアー
 「週刊朝日」などに掲載された古代史・考古学のルポ集成。前半は「邪馬台国」所在地論争の現在、後半は大化の改新や「聖徳太子はいなかった」説の点検、伊勢神宮開設の時期考証などがテーマで、いずれも面白く読み進むことができた。いつも通り、著者の取材前の仕込みは丁寧・周到で、現地にもすべて足を運び、記事のまとめ方も具体的で分かりやすく、しかも、フェアネスも十分に意識されている。佳作だと思う。

 細かいことをいえば、邪馬台国の畿内説と北九州説の対立論点の紹介・要約がやや呑み込みにくい(あるいは、かみ合っていないようにみえる)こと、大山誠一氏の仮説に対する「反論」の例示が少し「引き気味」にみえることなどが、わずかだが気になった。しかし、評者などが日常的に親しんでいるとは言いがたい、史学界・考古学界の最新の知見・発見・論争の簡潔な紹介は、フォローしていても「目からウロコ」式に新鮮で、著者自身も期するものがあるらしい「この次」が待ち遠しくもなってくる。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自分自身で古代史の門外漢だというノンフィクション作家の足立倫行氏による作。
本書から、今まで私が預かり知らぬ古代史への新しい視点を得ることができた。
その意味で、「門外漢」読者の私としては大変面白く読めた。

章だては次のようなもの。

第1章 箸墓古墳は卑弥呼の墓なのか
第2章 卑弥呼から始まる?ヤマト王権
第3章 邪馬台国のルーツ、吉備と出雲
第4章 「九州説」、三つの視点
第5章 『日本書紀』は揺れている
第6章 古代東国の中心地「上毛野」を行く
第7章 「聖徳太子はいなかった」説はホントなのか?
第8章 大化改新の「真相」は?
第9章 伊勢神宮はいつ誕生したのか

邪馬台国はどこにあったのか?――この定番論争も本書の大切なテーマのひとつだが、個人的に面白かったのは次の2つ。

A ほんとうは聖徳太子はいなかった?→つまり架空の人物だったという仮説
B 大化の改新と蘇我氏→蘇我氏はほんとうは天皇家だったかもしれないという仮説

いずれも著者のオリジナルな説ではなく、すでに歴史学者によって唱えられている仮説である。

たとえばAについて、中部大学の大山誠一教授は、聖徳太子の逸話はフィクションだという。
藤原不比等は日本が先進国であることを示すために、日本にも進んだ為政者がいたことにしたかった。
そこで不比等は『日本書紀』編纂の最終段階で、厩戸皇子を聖人の聖徳太子とすることで、理想的な為政者を作り出したというのだ。
大山説によれば、厩戸皇子は実在したが、聖人・聖徳太子は架空の人物ということになる。

※ただし、他のレビュアーも指摘しているが、著者はやや大山説に依りかかりすぎているのではないか、という印象を受けた。
大山説に対しては批判が噴出しているという指摘がある(ネットで検索してもかなりヒットします)。

それにしても、著者のフットワークは軽い。
古代史の謎解きを縦糸にし、横糸として旅行記の手法を使っている。
現地の遺跡を自分の眼で見て、その土地の研究者に取材しているのである。

秋になったら奈良を訪ねてみるのもいいかもしれない。
そんな気持ちになった。
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最近のカスタマーレビュー
控えめな語り口が良い。
著者の経歴が週刊誌記者からノンフィクション作家になった人であるから、このような本になったんだろうと感じた。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 河童の川流れ
大山誠一説への依拠過多
第1−4章は「邪馬台国所在地論争の今をルポ」(p.6)と称して

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投稿日: 13か月前 投稿者: ナルボンヌの蜜蜂
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プロと素人の差を痛感する
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文章が軽やか。
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「門外漢」の強みを最大限に活かして書いた「今、日本の古代史はこう変わっている」
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投稿日: 19か月前 投稿者: Gori
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