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49 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
生々しい戦争の姿,
By いの (さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD] (DVD)
タイトルだけ聞くと、キワモノめいた印象を受けるが、個人的には日本の戦争映画最高傑作、と思う。ひめゆり学徒隊に鉄血勤皇隊から「戦艦大和ノ最期」までを「沖縄戦」という括りで一つに纏め上げた力技と、丹波哲郎、仲代達矢ら役者陣の熱気漲る演技に圧倒される。 戦闘シーンがどう見ても沖縄には見えないという欠点はあるものの、後方部隊の姿まで含めて戦争という行為の壮絶さをこれほど生々しく描き出した日本映画は見たことがない。 戦争映画のエポックメーキングとなった「プライベート・ライアン」の25年以上前に、これほどリアルに戦場の姿を描いた映画が日本で作られたことに驚嘆する。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
沖縄県民斯ク戦ヘリ,
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レビュー対象商品: 激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD] (DVD)
アジア・太平洋戦争の末期、日本国内で最大の地上戦の舞台となった沖縄。本作は、沖縄の防衛を担当した第32軍を中心に、軍・官・民をあげて徹底抗戦をした沖縄戦の実相を忠実に描き上げている。大本営と現地軍の意思疎通は思うようにいかず、第32軍の作戦指導も沖縄県民のことを顧みるものではなかった。また第26代沖縄県知事の泉守紀も「すぐ帰ってきますから」と言いながら本土へ逃亡してしまう。 しかし、その後任の島田叡が命を賭して沖縄県民のために働く姿は涙ぐましいものがあった。また大田実少将が、その島田知事に代わって打電した「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電文も引用され、沖縄県民の激闘についてもよく描かれている。 とりわけ、現在も我々は沖縄に米軍基地の負担を強い続け、島田や大田の「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」という願いに応えられていないように思う。この歴史を忘れることなく、我々も沖縄のことを真剣に考えていかなければいけないだろう。 なお、沖縄戦に関する2人の県知事について興味を持たれた方には、野里洋『汚名―第二十六代沖縄県知事 泉守紀』(講談社、1993年)と田村洋三『沖縄の島守―内務官僚かく戦えり』(中央公論新社、2003年)をオススメしておく。
38 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「硫黄島からの手紙」とも比べて観たら面白いかも,
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レビュー対象商品: 激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD] (DVD)
樋口監督や庵野監督も絶賛のこの映画、ようやくDVD化されて嬉しい限りです。タイトルは重いが、そこは喜八監督の事、シリアスな中にも笑いがあり、杓子定規な「戦争映画」の枠に収まらない作品になっています。 主役級の俳優達は勿論のこと、それこそ名も無い脇役の最期まで丁寧に描いているのですが、「名も無い」彼らが何と魅力的であることか!!これは脚本の力ですかね。 それぞれの登場人物たちを追うだけでも何回も繰り返してみてしまえる。正に「買って損の無い」DVDです。 イーストウッド監督は絶対「沖縄決戦」を観ていたと思いますよ。
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