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激動するアジア経営戦略―中国・インド・ASEANから中東・アフリカまで
 
 

激動するアジア経営戦略―中国・インド・ASEANから中東・アフリカまで [単行本]

安積 敏政
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,990 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

安積 敏政
1971年、東北大学経済学部卒業、松下電器産業入社。1981年、米国イリノイ大学企業派遣留学、エグゼキュティブ・デベロプメントセンターPEATAプログラム終了。1994年、松下電子工業取締役経営企画室長。1996年、松下電器産業本社経営企画室グローバル企画グループリーダー。1998年、同社アジア大洋州本部企画部長。2001年、同社アジア大洋州地域統括会社アジア松下電器副社長。2003年、同社本社グローバル戦略研究所首席研究員。2007年、甲南大学経営学部教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 403ページ
  • 出版社: 日刊工業新聞社 (2009/11)
  • ISBN-10: 4526063622
  • ISBN-13: 978-4526063626
  • 発売日: 2009/11
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Nexus6
形式:単行本
 海外事業に少しでも携わる方々、興味を持たれている方々、経営者から新入社員までの全てのビジネスマンにお薦めしたい。

 前半では、マクロ視点での中国からアフリカまでの市場分析、そして製造業10業種の企業分析と、長期間に亘る細かな分析が図表を数多く用いて多岐にわたりなされている。後半部分では、過去の日本を遥かに凌ぐ勢いで成長し、ダイナミックに変貌する中国、インド、ASEAN、さらにその先には10億人以上の市場を抱える中東、アフリカ、過去の成功神話に捉われず日本企業が今後10年、20年間に取るべき、したたかな“ウリ”づくりのための海外企業戦略を具体的に提言した内容になっている。
 
 前半部分において、個人的には、バラはアフリカから輸入、モロッコでの半導体製造、メルセデス、BMW、VWは南アフリカ製、多くの日本企業が各国の証券市場に上場、中国とインドの経済関係、インドや中東のビジネスマンの動きを航空機の飛行状況で見て、そして中東、アフリカでの日系企業の動向など、具体的な企業活動が示されている点は非常に興味深いものであった。後半部分では、海外案件における、人事、広報、技術援助やロイヤルティの部分の具体的な内容にも興味を引かれた。著者の長年に亘る海外案件の略歴から、企業における海外の事業推進のポイント等を具体的に提言されている点にも納得がいく。

 実際の書店では学術書の棚に置かれているが、上述の内容からも学術書ではなく“ビジネス書”としての視点で読むべき内容と思われる。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By SKY
形式:単行本
本書の最初から最後まで一貫して日本企業の冷徹な経営視点から
洞察しているのが特徴か。

少子高齢化・人口減から国内で成長が難しくなる日本企業にとって、
成長著しい中国・インド・ASEANで勝ち抜かずにその将来はないの
ではないかという危惧を筆者は持っているようだ。本の前半で過去
10年間、持続的な成長性と収益性を確保できた日本企業はいずれも
海外、とくにアジアへの積極的な事業展開でそれを達成したことを
詳細な財務諸表10年間分のデータで立証している。膨大な 資料を
参照しないとこれだけのデータを作成できないものと 推定される。

また、2010年から今後10年間で中国・インド・ASEANのダイナミズム
と相互依存関係はさらに顕著になるのではないかという認識から、
日本は東アジアの端っこでさらにプレゼンスを小さくすること
を危惧している。すでに昨年、日本の一人当たりのGDPはシンガ
ポールに抜かれ、来年2010年は中国にGDPが抜かれることが
確実視されていると言う。かつてアジアのGDPの3分の2近くを
占めていた日本が2015年には3分の1を占めるに過ぎなくなる。
アジアのダイナミズムを取り込まずして日本企業の持続的な
成長性と収益性の確保は困難だと言いきっている。

後半の3分の1のページは、それなら日本企業はこれまでの
アジア戦略に対して、これからはどのような具体的な戦略を
打つべきかを実践的に述べている。かつてのアジア経営の実務
経験者しか書けないような内容と経営ノウハウが、生産戦略、
マーケティング戦略、人事戦略、財務戦略、税務戦略などと続く。
この部分が多分、かつての「000アジア戦略」と名をつけた数多く
の評論家的な経営書と大いに異なるところであろうか。弊社の今後
の中期経営計画や長期ビジョンの策定の際にはかなり使えそうで
ある。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 金城
形式:単行本
サブタイトルにあるように「中国・インド・ASEANから中東・アフリカまで」を
カバーしたアジア戦略書だからである。従来のアジア経営に関する本は、
中国だけ、インドだけ、ベトナムだけというように特定の一カ国に焦点をあてて、
ついでにアジア全体を鳥瞰したような本が多かった。 この本は、インドの中東や
アフリカとの人の往来、ビジネスのつながりからもはや中東やアフリカを意識しない
アジア戦略はあり得ないのではないかという切り込み方をしている。

第4章に中東ーアジアにおける中東戦略の幕開けを探る、という項とアフリカー中東の
先に続く、という独立した項目を設けているのは筆者の独自の視点であろう。言
われてみれば確かに目から鱗であるが、中東やアフリカをアジア戦略の中で議論せざるを
得ない時代になったことを改めて気づかさせられた。また、中東、アフリカに進出している
日本企業の事例を多数取り上げ、過去10年間の事業内容と売上高を詳述しているが、
このような具体的なとりあげかたを見るのは初めてある。

これからのアジア経営戦略の地政学的な広がりが、待ったなしの時代になっていることだろうか。
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