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潰れない生き方 (ベスト新書)
 
 

潰れない生き方 (ベスト新書) [新書]

高橋 克徳
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ベストセラー『不機嫌な職場』の著者による、個人に向けた組織や社会の中での生き方論。
不機嫌な職場、不機嫌な社会の中で、疲弊し、追い込まれていく人たちに、自分を潰さない、自分を壊さない自分づくりの方法を提案しています。
「潰れない生き方」とは、自己研鑽し、他者より優れた自分をつくる生き方でも、潰れないように人に対して強く主張できる自分をつくる生き方でもありません。自分で自分を潰そうとする行為から、自分を守る生き方をさします。それは、自分を大切に扱う生き方でもあります。
こうした生き方ができるようになるために、潰れそうになったときにどう対処すればよいのか、潰れない自分になるために感情力をどう磨けばよいのか、その考え方と手法を提案しています。
現代社会の中で、「潰れない生き方」ができていたら、それだけ自分を褒めてあげてよいのではないでしょうか。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、人間関係に振り回されてしまうのか。『不機嫌な職場』の著者が考える、自分を壊さない自分のつくり方。

著者について

高橋克徳(たかはし かつのり)
ジェイフィール執行役員。
一九六六年、神奈川県生まれ。一橋大学大学院商学研究科修士、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得。野村総合研究所、ワトソンワイアットにて、数多くの企業に対する組織・人事コンサルティングの経験を積む。二00七年、ジェイフィール設立に参画。「人間らしさ、人間本来の力」を解放し、「経営の価値創造」に結びつける企業革新を支援するため、人材育成・組織改革メソッドの開発や、研修・講演・コンサルティングの提供に取り組んでいる。早稲田大学大学院、多摩大学講師。『不機嫌な職場』(講談社現代新書、共著)は二十七万部のベストセラー。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高橋 克徳
ジェイフィール執行役員。1966年、神奈川県生まれ。一橋大学大学院商学研究科修士、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得。野村総合研究所、ワトソンワイアットにて、数多くの企業に対する組織・人事コンサルティングの経験を積む。2007年、ジェイフィール設立に参画。「人間らしさ、人間本来の力」を解放し、「経営の価値創造」に結びつける企業革新を支援するため、人材育成・組織改革メソッドの開発や、研修・講演・コンサルティングの提供に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

About this Title

はじめに

 どの時代だって、生きていくことは大変なことなのだと思います。だからいまの時代だけが、不幸な時代だとは思いません。
 でも、どうも生きにくい、生きていくことがしんどいなと思っている人たちが、増えているように思えます。特に、人と人との関係が希薄になり、心から信頼できる存在、自分を見てくれる、必要としてくれる存在が見つからず、いつも不安を抱えて生きている人が増えている気がします。
 自分のことを本当に理解して、どんなことがあっても自分のことを信じ、自分の味方になってくれる人なんて、そう簡単に出会えるわけはありません。でも、人はどこかでそういう人に出会いたい、そういう人にそばにいてほしいと願うものです。
 なぜなのでしょうか。それは、どんな人も自分の存在価値は、他者を通じてしか実感できないからです。自分だけで、自分は世の中に必要な人間だ、生きている価値がある人間だと思っていても、やはりどこかでそれは独りよがりなんじゃないかと、不安になってしまう。だから、誰かを通じて自分は必要とされているんだという確認をしたいのだと思います。
 ところが、いまは、お互いを必要としているというメッセージを伝え合うことができなくなっています。特に、職場という人生の多くの時間を費やす場で、自分は誰にも必要とされていないじゃないかという不安を抱える人が増えています。家庭でさえ自分が必要とされていることが実感できず、居場所がないと感じている人が増えています。
 お互いを思いやり、お互いを必要とし、ともに生きる。これは本来、自分らしくイキイキと生きていくために不可欠なことです。だから、すべての人たちがその大切さを取り戻して、一人ひとりを思いやり、お互いを支え合える社会になってほしいと心から願っています。そのためには、自分から良い感情を周囲に配る人たちが増えていかなければなりません。
 でも、職場や周囲の人たちから疎外され、追い込まれていると感じている人たちにとっては、自分から周囲に良い感情を配ることはなかなかできないと思います。だからといって、このまま周囲との関係を遮断して自分の心や体を守り続けても、心は不安に耐えきれず、いつかは潰れてしまうことでしょう。だから、どこかで周囲と自然に関われる自分を取り戻さなくてはなりません。
 自分が潰れない人になるために、周囲の人から必要とされているという実感をもてるようになるために、まずは自分と向き合わなければならないのだと思います。
 自分という人間を知り、自分の弱さを認め、そんな自分を情けないと思いながらも、でも何か憎めない、愛着を感じる。そんな自分を見つけることができれば、本当の自分を素直に人に見てもらうことができるようになるのではないでしょうか。

 私は『不機嫌な職場』(講談社刊)という本を仲間と書いてみて、本当に多くの方が同じような職場の中で生きていくことに苦労していることを痛感しました。その中には、自分から良い感情を配れと言われても、自分自身にそんな感情がないのだから無理だと思われた方も多くいたようでした。
 この本では、自分が追い込まれている、自分も追い込まれそうだと感じている人が、自分で自分を追い込んで、潰れてしまわないように、どんなことを考え、どんな生き方をすれば良いのかを一緒に考えてみてほしいと思い、書きました。
 同時に、すでに自分は潰れてしまった、そう思っている人たちにも、そんなことはない、まだまだ自分をあきらめることはない。そんな想いをもってほしいと思って、書きました。
 これだけ、いろいろなプレッシャーや不安にさらされて生きていかなければならない世の中なのですから、ときには自分ではどうにもならない、もう前に進めないと思うことは、誰にでも起こることなのだと思います。
 でも、そこで自分を傷つけたり、自分を見捨てたりして、好きになれない自分をつくってしまったら、それは自分を潰してしまうことになってしまいます。
 だから、どんなにつらくても、自分で自分を潰さない、そんな生き方をしていくことが、いまの時代には特に必要なことなのではないでしょうか。
 ぜひ、この本を通じて、『潰れない生き方』というものを一緒に考えてみください。もし、あなたの中で眠っていた自分に対する温かい気持ちが少しでも引き出されてきたら、それが潰れない生き方への第一歩を踏み出したことになると思います。

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